つりビット&アイドルネッサンス「春のアイドルまつり〜真夏への決心」@イースト21

つりビットとアイドルネッサンスが出演する2マンイベント「春のアイドルまつり」に行ってきた。

この2組が初めてコラボしたのは、TIF2015の二日目。

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そして、つりビット主催2マン。

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この他にもアイドルフェスでの共演は多数だが、とにかく相性抜群の「ルネビット」。

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「春の」とか「真夏への」というタイトルが掲げられているが、真冬に戻ったような天候の中、東陽町イースト21の野外ステージでの開催。

第一部(12:00~)

それぞれのグループが10分程度のリハーサルを実施。つりビットは安藤咲桜がリハを欠席。不安がよぎる。

アイドルネッサンス

先攻のアイドルネッサンスがステージに登場。ステージは30cm程度と低めで、前の人の隙間から見るような感じ。

最初が「タイム・トラベル」。

一通り自己紹介をした後、つりビットとの縁について語るメンバー。宮本茉凜が安藤咲桜と「ドルオタ同盟」を結んだと自慢すれば、比嘉奈菜子が今日は長谷川瑞と同じ私服だとはしゃぐ。たまらない。

そして、タイトルの「真夏への決心」にちなんだ「夏の決心」から続けて「恋する感覚」。

アルバムの告知のMCの後、リード曲の「べステン ダンク」でライブ終了。

最後に5月4日のワンマンの告知もあったが、全体的にはアルバムリリイベ色の強い、手堅いステージという印象だった。

(セットリスト)

1 タイム・トラベル
2 夏の決心
3 恋する感覚
4 ベステン ダンク

つりビット

後攻はつりビット。さくちんも姿を見せ、一安心。

最初に「スタートダッシュ!」で勢いを付ける。僕のテンションも高まる。自己紹介では、なっちゃんの「カツオだよ!カツオだよ!」がやっぱりフックになる。

MCでは、「真夏への決心」ということで、メンバーの夏への決心の語るテーマトーク。あゆたんが「私は、かき氷を食べたいんですよ」と口火を切ると、「そういうんじゃんなくない?」とツッコミが入り、みーちゃんが「私は、つりビットのメンバーで浴衣を着たい」「それでお祭り行きたい」と、つりビットらしさ全開のわちゃわちゃトークへ。

そして最新シングルの「ウロコ雲とオリオン座」、ホワイトデーにちなんだ(かどうかわからないけど)「恋のマジカルスイーツ〜あなたの恋を叶えます〜」へ。モータウンなサウンド大好き。

この曲大好きだからテンション最大限になったし、間奏の「好きだ♡」がなっちゃんのウィスパーボイスで最高。しかも、ふざけずに真面目にやってくれて超最高。

続いて、しっとりとした卒業ソングの「桜じゅうたん」。じっくりと聴き入るよね。

最後にアップテンポの「はじめのキモチ」を。

メリハリのついたセトリに、つりビットのレパートリーの広さが表れる。

MCでは、来月から始まるAKIBAカルチャーズ劇場での定期公演と、4月から3カ月連続で行われるワンマンの告知。

つりビットらしさが前面に出た楽しいライブ。

(セットリスト)

1 スタートダッシュ!
2 ウロコ雲とオリオン座
3 恋のマジカルスイーツ〜あなたの恋を叶えます〜
4 桜じゅうたん
5 はじめのキモチ

アイドルネッサンスとつりビットは両方とも大好きで、無理に優劣を付ける必要はないけど、第一部に関して言えば、とことん楽しませてくれたつりビットの方が良かったかな、一曲多かったしな、というのが率直な感想。

第二部(14:30~)

特典会の後、ステージ前には椅子が並べられた。こっちの方が見やすい。
そして、第一部とは先攻後攻を交替して、つりビットからスタート。

つりビット

寒さに負けないとばかりに、久しぶりの「負けないガッツ〜いつか世界を釣り上げます〜」でスタート。

そして、これも切ない卒業ソングの「旅立ちキラリ。」を。

MCでは自己紹介に続いて、あゆたんが「私以外のメンバー、みんな卒業なんですよ」と言うと、会場からは「えー?!」「ヤメナイデー!!」とお約束の反応が(笑)

みーちゃんが「違うよ!つりビットを卒業とかじゃないんだよ」「誤解を招くから」と補足。「みーちゃんは高校を、あとの3人は中学校を卒業」「そうすると中学生は私だけ」「みんな中学生が好きだからね」と畳みかける。イタタタタ。。。図星過ぎてつらい(笑)

会場が和んだところで、タオル回しの「爆釣御礼」、そしてカップリングの名曲「おさかな形キャンディー」。こっちは対照的にじっくり聴き入るよね。

最後はアンセム「真夏の天体観測」で盛り上がり。

第一部とは全部曲を変えて来たが、表現の幅の広さを感じさせるステージだった。

(セットリスト)

1 負けないガッツ〜いつか世界を釣り上げます〜
2 旅立ちキラリ。
MC(自己紹介、卒業)
3 爆釣御礼
4 おさかな形キャンディー
MC
5 真夏の天体観測

アイドルネッサンス

今日最後のステージはアイドルネッサンス

最新シングル「Funny Bunny」で手堅く始め、自己紹介のMCではつりビットのステージを観た感想も。「つりビットさんに釣られた宮本茉凜です」って何だよそれ(笑)

直後、満を持して「金曜日のおはよう」、「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」、「ガリレオのショーケース」の3曲連続。

一気に空気が変わり、まるで定期公演のように「スイッチの入った」ライブ。

最後に、アルバムのリード曲の「べステン ダンク」を。

(セットリスト)

1 Funny Bunny
2 金曜日のおはよう
3 あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう
4 ガリレオのショーケース
5 ベステン ダンク

べステンダンク以外は全曲入れ替え、しかも第一部より一曲多く披露し、ラストを盛り上げた。

これまた無理に優劣を付けるわけではないが、第二部について言えば、アイドルネッサンスの「本気」が感じられ、短時間で修正したのかなと想像。その心意気に、僅差でアイドルネッサンスの方に軍配を上げようかという気持ち。

特典会

なんと、両ユニットが向かい合って並ぶところにファンが列を作るというスタイル。

これ…険し過ぎでしょう?(笑) なんのプレイかと思った。

兼ヲタ的には両方行かざるを得なくなるパターン。

「この状況でどっちかなんて選べない」という心の声のプレッシャーを感じつつも、第一部はつりビットへ。
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握手するメンバーの手は冷たかったけど、会話は温かかった。

そして、第二部はアイドルネッサンスへ。
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今日はいつもより長目に話せたかな。

結局、第二部はつりビットの特典会にも行ったので、「ヲタクちょれーwwwwww」というか、双方の運営が決めた特典会フォーメーションの罠にまんまとはまったのかもしれない。

でも、楽しかったからこれでいいのだ!

…などと僕がいくら言葉を重ねても伝われないだろうから、つりビット公式運営のTweetを貼っておこう。見るだけで幸せになれると町で噂のTweet

仲間として、またライバルとして切磋琢磨するつりビットとアイドルネッサンス

リラックスして楽しませるつりビットと、ピンと張り詰めたようなアイドルネッサンス。相性がいいとされる2組だけど、双方の持ち味は違っていて、MCとか特典会で、そういうものが滲み出る。それも楽しかった。