mImi定期公演@東京アイドル劇場

mImiこそが希望なのかもしれない―

女子流がカワイイ曲を封印し、5人時代のドロシーの曲の一部がほとんど歌われなくなっている今、mImiがそれらの音楽遺産を受け継いで観客を楽しませることができる存在になっている。

そのmImiが定期公演を行っているのが東京アイドル劇場。

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JR品川駅から至近で、周辺環境も良く、ライブの料金は1200円と破格、しかもドリンク代なし。
前方4列が着席、後方がオールスタンディングというAKIBAカルチャーズ方式。

僕にとっては今日が初めてのハコ。

12時の部

3列目に着席してmImiの登場を待つ。

聴きなれたギターサウンドのイントロ。
Dorothy Little Happyの「CLAP!CLAP!CLAP!」でオープニング。

この曲は、去年の新人公演でもmImiの持ち歌となっていたもの。
メンバーの入れ替えはあったが、安心して聴ける持ち歌の一つ。

続いて、イントロだけでヲタク的にぶちあがる東京女子流の「おんなじキモチ」。
この曲も地下アイドルがカバーすることが多いけれど、mImiの場合、カバーの精度が高く、純粋に楽しい。
センターの菜々実ちゃんのボーカルが綺麗に伸びているのもいい。

自己紹介のMCを挟んで、初披露の「青い空」。
これはドロシーが残した歴史的名盤「STARTING OVER」の中の一曲。
ゆいなっちセンター曲で、しっとりした彼女の雰囲気に合っていた。

ここからは怒涛のドロシーメドレー。
「デモサヨナラ」では、お約束の\オレモー!/コールが炸裂。
アウトロの入る手前で、みうっぴが「みんな、大好きー!」と叫ぶと、客席からは「オレモー、みうっぴが大好きだ―!」とレス。
いま、この曲を心底楽しめる現場はここだけかもしれない。

そして、「恋は走りだした」から「colorful life」へ。
リーダーのゆりぼーの大らかなダンスが楽しさを加速する。
どちらもダンスとボーカルのバランスが絶妙な楽曲で、mImiの5人のメンバーが全力だからこそ、パフォーマンスが輝く。

女子流やドロシーの楽曲は、聴き方によっては複雑な思いも去来するけれども、mImiのパフォーマンスは、純粋に楽しさだけを与えてくれる。

ピンクの衣装、かわいらしい。すごく似合っている。

(セットリスト)

1 CLAP!CLAP!CLAP!
2 おんなじキモチ
MC
3 青い空(初披露)
4 デモサヨナラ
MC
5 恋は走りだした
6 colorful life

15時30分の部

2部は、新しい水色のワンピースに着替え、ポンポンを持って登場。

まずは「colorful life」。
13時の部のセトリにもあった曲がけれども、客席が13時のときよりもずっと大きな反響。

続いて、女子流の「頑張って いつだって 信じてる」を。

mImiのメンバーから応援してもらえると、つらいことがあっても頑張れそう。

自己紹介のMCに続いて、「デモサヨナラ」から「恋は走りだした」とキラーチューン連発。

続いて、初披露はドロシーの「look at me」。

まだ一部に十分にこなれてないところもあったが、これからの成長が楽しみ。

最後は、ドロシーの「Tell me tell me!!」を。
この曲も今のmImiくらいの女の子が歌うと、ぐっとかわいくなる。

mImiこそが希望であり、楽園なんじゃないかと思う。

最後に、来年の定期公演の日程が、1月10日にここであると発表された。

(セットリスト)

1 colorful life
2 頑張って いつだって 信じてる
MC
3 デモサヨナラ
4 恋は走りだした
MC
5 look at me(初披露)
6 Tell me tell me!!

物販・特典会

今日から新グッズがお披露目ということだったが、自分が買ったのは、バッジと生写真。

写真で全員握手、バッジはソロバージョンはチェキのため、バッジは全員バージョンが全チェキ、ソロバージョンが2ショットチェキ、というレギュレーション。

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9ヶ月振りのmImiのステージは最高に楽しくて、感想を伝えたい衝動に駆られた。
一方で、「もうメンバーに忘れられてるかも」という不安を抱えながら握手会へ。

ゆりぼーが開口一番「久しぶりっ、シャープくん!」…うれしくて泣きそうになった。

全員チェキ。

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そして、ゆりぼーと2ショット。

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ゆりぼーは、12月4日に13才の誕生日を迎えていた。
おめでとうの言葉を伝え、遅ればせながら、ちょっとした贈り物とお手紙をスタッフさんを通じて差し入れた。



ということで、女子流やドロシーの「楽しかった」ステージを引き継ぐのはmImiなのかもしれない。

個人的には「未来への虹」「未来へ」「Winter blossom〜冬の桜」「見ていてエンジェル」あたりが聴けたら、泣きそうだよ。

東京アイドル劇場の印象も良く、来年1月10日の定期公演も早速申込んだ。