OTODAMA 空フェス 天空のファンタジー winter DAY2@H.L.N.A SKYGARDEN

5月に続いてのOTODAMA空フェスだが、今回は2DAYS。昨日のような快晴ではないけれども、今日も晴天に恵まれた。


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今日のお目当ては、アイドルネッサンス、sora tob sakana、つりビット。アイドルフェスはそれほど好きではないけれども、この野外というロケーションで、それぞれ30分の持ち時間で6曲くらいを披露してくれるのは貴重な機会。見たいところ3組あれば、チケット代3500円の元は十分取れる。

気になるのは日没時間で、東京では16時半。この時間を境に夜になるのがどう影響するか。


CAMOUFLAGE(15:30~)

久しぶりに見たCAMOUFLAGEは、STEREOなんとかとか、女子流の松井寛REMIXみたいな4つ打ちサウンドになってて、完全にパーリーピーポー仕様。「空に一番近いダンスフロア」という感じで楽しかった。


アイドルネッサンス(16:05~)

12月に発売される「Funny Bunny」の新衣装を初披露。
白のチェックのプリーツスカートの上に、ショート丈の白のジャケット。そして襟には純白のリボン。

屋上での「空フェス」ということで、まずは「空にまいあがれ」。
まだ明るい空には、鳥が飛ぶ姿も見える。
続いて「7 COLORS-Over The Rainbow-」を。「空にかかる虹さえかなわない」という歌詞が染みる。

ここで「PTA〜光のネットワーク〜」のイントロが始まると、客席が一気にスイッチが入ったような反応になる。
僕もたまらずメンバーコールを絶叫。

続いて、今日が二回目のパフォーマンスとなる「Music Lovers」。この曲はアダルト・オリエンテッドな香りのするダンスナンバーで、披露する場所を選ぶと思っている。

前回は、恵比寿リキッドルームといううってつけの場所で、ブルーとシアンの妖しいミックス照明の演出が効いていたが、今回は、ちょうど沈みゆく夕陽のグラデーションが絶妙な演出をもたらした。会場のスポットライトがメンバーを照らし、踊る影が後ろの白いテントにゆらゆらと映し出されるのも、また楽曲の大人っぽさを引き出していた。

アイドルネッサンスの楽曲の中でも、横ノリのグルーヴに身を委ねられる得難いナンバーだと思う。

ここからは怒涛の終盤。横ノリの「Music Lovers」からのギャップも激しい、ヘドバンの「ガリレオのショーケース」で盛り上がったのに続いて、告知や「MJ出演報告」のMCを挟んで、来月発売の「Funny Bunny」へ。

「Funny Bunny」と言えば、冒頭の石野理子のほぼアカペラのソロから、新井乃亜のハモリが入って聴かせて、一気に楽器の音が流れ込んでくるドラマチックな展開が魅力。

でも、それだけではなく、どのパート一つを取っても6人のボーカルは聴くたびに、自信にあふれ、説得力をもって迫ってくる。そして、間奏のダンスはますます切れ味を増して、髪を振りながらのターンは美しさと力強さを兼ね備えている。

飛べなくても不安じゃない
地面は続いているんだ
好きな場所へ行こう
キミなら それができる
(アイドルネッサンス「Funny Bunny」)

夕空の下で歌うメンバーの姿と完全にシンクロ。アイドルネッサンスのライブの凄みを味わった。

(セットリスト)

1 空にまいあがれ
2 7 COLORS-Over The Rainbow-
3 PTA〜光のネットワーク〜
4 Music Lovers
5 ガリレオのショーケース
6 Funny Bunny

sora tob sakana(16:40~)

完全に日は沈み、ステージは真っ暗。

高層ビルの夜景を背景にしたステージにスポットライトで照らし出された4人の少女達。
純白の衣装に包まれた無垢な姿は、まるで天使のよう。

小学生のメンバーもいるユニットなのに、なんでこんな時間に?と思ったけれど、この時間にした理由はステージを観て分かった。
夜空の下で聴く「夜空を全部」がエモすぎた。

いよいよ自分の中でオサカナ始まっちゃいそうだよ、ふぅちゃん。

(セットリスト)

1 クラウチングスタート
2 DASH!!!!
3 夏の扉
4 魔法の言葉
5 新しい朝
6 夜空を全部

つりビット(17:50~)

真夜中のような空の下に現れた純白の5人の少女達。

今のつりビットがステージに立った時の安心感は凄い。楽曲は良曲だし、パフォーマンスには余裕がある。

最初は12月発売の新曲「ウロコ雲とオリオン座」。つりビットらしさにあふれる良曲。


【公式】つりビット『ウロコ雲とオリオン座』MV Dance Shot ver. - YouTube


MVと同じロケーションの屋上で踊っているところを見られるなんて僥倖じゃないか。

続いては、今日初披露となる「爆釣御礼」。

大阪のイベントでは別バージョンを披露したということだけど、オリジナルは今日が初。
初めてということで、珍しくさくちんが一部の歌詞を飛ばして鼻歌で歌うというレアバージョン(笑)
すごくかわいかったので、またどこかで聴きたいと思ってしまった。

Aメロ、Bメロはつりビットには珍しくソロだが、サビはユニゾン。そして、タオルを振り回す振付けもあり。最初にメンバーからレクチャーがあったけど、すぐに覚えられて盛り上がれたので、これはフェスの定番曲になると予想。

そして、空と言えばこの曲、的な「バニラな空」でコールが入ると、これまたMIXを入れやすい「レモン海岸」、そして季節を感じさせる「キメキメクリスマス」という流れ。

最後は、アイドルフェスのアンセムになりつつある「真夏の天体観測」。寒さを吹き飛ばすようなステージだった。

つりビットはライブの実力をメキメキと上げてきていて、5人のドロシーや女子流がアイドルフェスで担ってきたポジションを埋めに行けるだけの存在に育ってきているように思う。来年の夏のフェスでは、メインステージに立つ可能性も高いんじゃないかな。贔屓目入ってるかもしれないけど。

(セットリスト)

1 ウロコ雲とオリオン座
2 爆釣御礼(オリジナルバージョン、初披露)
3 バニラな空
4 レモン海岸
5 キメキメクリスマス
6 真夏の天体観測

特典会

まあ、いろいろと誘惑はあったけれども、結局アイドルネッサンスのみ。
メンバー一人一人に「MJ出演おめでとう」という言葉をかけた。

茉凜ちゃんには「あらちゃんTVでは、茉凜ちゃんのMC道場をダウンロードしたよ」と伝えたら、「ありがとうございます。私のなんか誰もダウンロードしないかと思ってたので、一人でもいてくれてうれしいです」という言葉が返ってきた。

あとは、あらちゃんとMJの話をしたときに、あらちゃんがMJ出演をご家族に報告して、そのときのご家族の反応まで教えてくれたのうれしかったな。。。

ということで、空フェスは「お天気に恵まれれば」という条件付きではあるけれども、すごく楽しいフェス。
出演者も俺得なので、これからも質の高いアイドルを吟味してまた開催して欲しいと思う。