ハコイリ♡ムスメの定期公演。
今日は「ぽにょ」こと我妻桃実ちゃんの15才の生誕ということもあって、ロビーに大きなお花が飾られている。
この夏、ハコから大胆に飛び出してあちこちで活躍したハコイリ♡ムスメだったが、そろそろハコに還るトキ。
冒頭から「告白」(アイドリング!!!)、「SUMMER LOVER大作戦」(Qlair)と、アップテンポな曲を連発して終りゆく夏を惜しむかのように畳みかける。
MCの自己紹介を挟んで、スタンドマイクに白いパラソルの演出で「アンブレラ・エンジェル」(おニャン子クラブ)、「避暑地の森の天使達」というモータウンビート系の曲を続けて演奏。
小松もかによる「こまっちゃんのプチ今日は何の日?」では、今日9月20日がそのおニャン子クラブ解散から28年ということが明かされた。活動期間1年半で大きな足跡を残した先輩アイドルの功績に触れて「ハコムスも頑張りたい」という決意表明を述べるメンバーも。
続いて、この夏のトレードマークとなった純白の夏衣装も今日が見納めということで、ストローハットを持ち出して夏のイベントを振り返り。帽子の飾りはメンバーによって違っているという流れから、内山珠希の貝殻の付いた帽子を、TIFのステージの直前に菅沼もにかが踏んで、飾りの貝殻を壊してしまったというエピソードが披露され、場内が沸く。
オリジナル曲の「レモネード・キッス」から、「ストローハットの夏想い(斉藤由貴)」へ。「ストローハットの夏想い」は、スローなイントロで一人ずつステージに登場する。
もにーちゃんかわいい。
そして、アウトロで一人ずつストローハットを置いて退場するという演出。演劇を得意とするハコムスらしさ全開で、終わった後にも余韻が残る。
そして、ぽにょ生誕祝。
メンバーが舞台袖からケーキを運んでくる。かわいらしいケーキにぽにょはもちろん他のメンバーもうれしそう。
本人からは「ハコイリ♡ムスメの元気印だけど、15才になったので、いままで以上に女らしく頑張っていきたい」と挨拶。
ケーキやお花やメッセージカードのアルバムやら生誕委員の人は色々と大変だったと思うけれども、生誕祭で出しゃばることもなく、縁の下の力持ちに徹してイベントを成功させるところは本当に頭が下がる。
続く「劇団ハコムス」では、鉄戸美桜・神岡実希・我妻桃実・阿部かれんの「森組」と、小松もか・内山珠希・菅沼もにかによる「海組」による寸劇。
両方とも「夏を振り返る」というテーマだったが、森組は、夏休み明けの教室を舞台にして、てっちゃん、みっきーが熱の入った演技。ぽにょとはるかすもコメディエンヌとして活躍。特に阿部かれんのスケバンキャラ、最高に面白かった。一方の、海組は、夜明け前のコンビニでたむろするという光景だったが、やさぐれたたまちゃんを軸に、こまっちゃんともにーちゃんが脇を固める芝居。フィクションのハズなのに、男運のないのを慰め合う雰囲気はなぜか妙にリアルだった。
告知では、次回のライブの定期公演が10月17日にあることと、10月13日から「劇団ハコムス」としての定期公演が隔週で始まるということが発表される。ライブの定期公演では、秋らしいちょっと大人っぽい新衣装と、秋冬のオリジナル曲が披露されるということで楽しみ。もちろん、「劇団ハコムス」の方も。
最後は、今日初披露の「泣かないでエンジェル」(Qlair)、そして、夏のオリジナル曲「夏に急かされて」で場内は盛り上がり。
ハコイリ♡ムスメにとって、夏を締めくくる定期公演となった。
夏服のもにーちゃんとのチェキも、これが撮り収め。この衣装、本当に好きだった。
(セットリスト)
1 告白(アイドリング!!!)
2 SUMMER LOVER大作戦(Qlair)
3 アンブレラ・エンジェル(おニャン子クラブ)
4 避暑地の森の天使たち(おニャン子クラブ)
5 レモネード・キッス(ハコイリ♡ムスメ)
6 ストローハットの夏想い(斉藤由貴)
7 泣かないでエンジェル(Qlair、新曲)
8 夏に急かされて(ハコイリ♡ムスメ)