ゆめであいたいね―lylical school "date spot 20156 tour final"@Zepp DiverCity

ひとりの部屋も さみしくない GOOD NIGHT
今日はお休み ゆめであいたいね
(lylical school「ゆめであいたいね」)

いい夢を見た―リリスクのZepp DiverCityでのワンマンライブは、いい夢だった。

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開演前のDJが終わると、ステージのスクリーンにフィルムが映し出される。真夜中の遊園地。警備の目をかいくぐって忍び込むメンバー。

フィルムに続き、ステージに現れた6人が「I.D.O.L.R.A.P」を披露するといきなり会場は沸騰。「PRIDE」「brand new day」のシングル曲連発で、冒頭から上がりまくる。リリスク、こんなにカッコよかったのかと。先月もライブを観ていて素晴らしいと思ったけど、今日のこの大舞台を最大限活かしている。

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天井のミラーボールが回転し、光の粒子を拡散させる。場内のヘッズも手を上げて飛び上がってフロアを揺らす。ノンストップで曲がつながりながら「レインボーディスコ」などを挟んでMCへ。

「ここから後半」と言った直後に「ひとりぼっちのラビリンス」。メロウな展開。チルドダウンな中盤のパートは「ゆめであいたいね」でしんみりとした気持ちになる。この夢のような時間が終わってほしくないと思いながら。

メンバーが袖に引っ込んでいる間、フィルムが流れ、衣装を着替えた6人が登場すると、ここからは「そりゃ夏だ」から始まる怒涛の終盤。「FRESH!!!」を経てラストは最新曲の「ワンダーグラウンド」へ。

ファンのサイリウムZeppを彩る。

アンコールは「tengal6」と「ワンダーグラウンド」でフィナーレ。メンバーはツアーTに着替えて出てきたが、大部さんがシャツの首回りをカットしてアレンジしてて、そこから片方の肩が覗いているのに目が釘付けになりそうだった。

メンバー退場後、余韻を感じさせるフィルムとともにスタッフの名前もエンドロールで流れる。まるで演劇の舞台を見るような凝った構成だった。

今夜のリリスク@Zepp Diverは、ツアーファイナルだけあってステージの完成度は寸分の隙もなく磨き上げられていて、そこに1000人以上の観客の熱量が加わった。ステージ中央にDJ、フロアの天井にミラーボール。

ステージを上下二段にした上に、舞台の上手と下手いっぱいにまで展開するフォーメーションも多くのファンを楽しませた。

リリスクは今夜Zepp DiverCityを東京で一番熱いダンスフロアにした。

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