未来を信じているよ―つりビット「ガッ釣りだよ!全員集合!」@日比谷公園小音楽堂

スタートダッシュで君と走る
水平線のゴールを目指し
未来を信じているよ 君と出逢って
背中押されてスピード!アップ!
(つりビット「スタートダッシュ!」)


つりビットがやってくれた。

夜中のうちに雨が去って、よく晴れた日比谷公園

f:id:SHARP:20150607183651j:plain

最高の野外ライブ日和。つりビット、やっぱり持ってる。

f:id:SHARP:20150607183729j:plain

フリーライブとあって、1000人の会場の7、8割が埋まっている感じ。普段のつりビットの現場には少ない若い人や女性の姿もたくさん。撮影もフリーということで、カメラを持った人も多い。

f:id:SHARP:20150607183811j:plain

オープニングアクト

オープニングアクトでは、妹グループのファーストきすぽが登場。

7人で「ロマンティックあげるよ」を披露。

f:id:SHARP:20150606130553j:plain

続いて、ゆりんちゃんとめいかちゃんの二人で「愛・おぼえていますか」を。

f:id:SHARP:20150606131416j:plain

はにかんだような笑顔が魅力のめいかちゃん。

f:id:SHARP:20150606131630j:plain

凛とした透明感のあるゆりんちゃん。

f:id:SHARP:20150606131616j:plain

息があったパフォーマンスを見せてくれた。

f:id:SHARP:20150606131300j:plain

つりビット登場

そして、いよいよステージにつりビットが登場。会場総立ち。

「負けないガッツ」「はじめのキモチ」「スタートダッシュ!」を連続で披露。

長谷川瑞(みーちゃん)の全力パフォーマンスに視線が釘付け。

f:id:SHARP:20150606132325j:plain

しなやかなダンスを見せてくれる小西杏優(あゆたん)。

f:id:SHARP:20150606132426j:plain

自己紹介から「寿司パラダイス」、そして初披露となる「おさかなソング」。
MCで「初披露の…」と言ったとき、みんな「レモン海岸」を期待して「おっ?!」という声が上がったけれど、その後のタイトルコールで「えっ?」「そっち??」的なリアクションになったの面白かった。

センターで存在感を発揮する聞間彩(ちゃんあや)。

f:id:SHARP:20150606131803j:plain

圧倒的なアイドル性の安藤咲桜(さくちん)。

f:id:SHARP:20150606135242j:plain

ファッションリーダーでツッコミ役でオチ担当というマルチタレント竹内夏紀(なっちゃん)。

f:id:SHARP:20150606141103j:plain


この5人の個性が織りなす独特の空気こそつりビットの魅力だけど、この大会場でも怖気づくことなく、伸び伸びとしたパフォーマンスを見せてくれている。

安藤咲桜ソロからの寸劇(コント)

ファン投票で選ばれた安藤咲桜がソロ曲「アイツのひざだっこ」を歌う。

「マンガ・アニメ・プロレス・スーパー戦隊の要素を入れた」という説明の通り、2次元と3次元の間を行き来するようなアニソン風アイドルソング。これは楽しい。

さくちんからの指差し!

f:id:SHARP:20150606141622j:plain

ラリアットを食らって倒れたけど、それも楽しい!!

さくちんソロに続いて、ボン溝黒とメンバー全員が登場。ボンさんが台本を書いたという寸劇、というか、コントを披露。

ワンマンライブの中で、出し物を披露するのは、つりビット恒例なんだけど、この雰囲気は完全にドリフターズでしょう。なっちゃんいかりや長介で。まさに「ガッ釣りだよ!全員集合!」

f:id:SHARP:20150606135755j:plain

ちなみに、客席が最も爆笑したのは、ちゃんあやの「早くしないと次の現場回せないよ!」だった。

f:id:SHARP:20150606140201j:plain

ボン溝黒さんが、後で「あのセリフはアドリブ」って自虐的に種明かししてたけど、こういうのをブッ込むあたり、ちゃんあやがただのおとなしい美少女ではなく、ちょっと毒のあるユーモアの持ち主だということがよく分かる。

プライズ発表

コントに続いて、しっとりとしたバラードの「ムーンライトキッス」。この振れ幅もつりビットならでは。

あゆたんの見せる表情は、ときどきどきっとさせられる。最年少なのに。

f:id:SHARP:20150606142951j:plain

「釣り」でセンターを決めた楽曲「FISH ISLAND」と「Go!Go‼︎Fishing」。それぞれ、なっちゃんとさくちんをセンターにフィーチャーしている曲で、会場も盛り上がる。

いつかみーちゃんセンター曲とかみーちゃんソロ曲も観たいと思う。

f:id:SHARP:20150606133344j:plain

最後は、山下達郎のカバーで話題となった「踊ろよ、フィッシュ」。そして、アンコールでは、待望の初披露「レモン海岸」からCDデビュー曲のリミックス「真夏の天体観測(Next Summer Edition)」。

ここでサプライズ発表。

なっちゃんが「重大発表があります」と言うと、会場からは「ヤメナイデー!!」のコール。なっちゃんが半分怒ったような顔で「違います!なんでやめるんですか?いまやめないでしょ?」とリアクション。頭の回転が速くてこういう機転が利かせられるところは、なっちゃんの魅力。

プライズは、8/5に6thシングル「釣り銭はいらねぇぜ」を発売するという「いいニュース」。そして、最後にこの曲を披露。ホーンをゴージャスに取り入れたディスコチューンで、ファンクというか、昭和歌謡というか、でもやっぱりディスコな雰囲気。

ディスコサウンドはつりビット初だけど、どこか懐かしい感じがするのが、つりビット流。そして、なっちゃんのキレキレダンスが活きる楽曲。

f:id:SHARP:20150606144132j:plain

こういう曲調なら女子流やGALETTeとも違和感なく共演できる、という感じ。表現の幅がどんどん広がっていくな、いまのつりビットは。

2015年になってアイドル業界では卒業・解散が続いているけれども、つりビットの5人のメンバーには、同じ未来を目指していって欲しい、と願わずにはいられない。

f:id:SHARP:20150606143348j:plain

僕も未来を信じているよ。

(撮影機材:OLYMPUS OM-D EM-5 + M.ZUIKO 40-150mm F2.8 PRO + EC14)

(OA ファーストきすぽ)
OA1 ロマンティックあげるよ
OA2 愛・おぼえていますか

1 負けないガッツ
2 はじめのキモチ
3 スタートダッシュ!
4 寿司パラダイス
5 おさかなソング(初披露)
6 アイツのひざだっこ(安藤咲桜ソロ)
7 ムーンライトキッス
8 FISH ISLAND
9 Go!Go‼︎Fishing
10 踊ろよ、フィッシュ

(アンコール)
en1 レモン海岸(初披露)
en2 真夏の天体観測(Next Summer Edition)
en3 釣り銭はいらねぇぜ(8/5発売新曲)