今年、Negiccoは大学の学祭にいくつか出演したが、その締めくくりとも言えるのが、東大の駒場祭だった。
Negiccoを招いたのは、東大Negicco愛好会。銀杏をネギに変えたマークからしてNegi愛が感じられる(このステッカーは無料配布されたもの)。
Negiccoのステージの前に、愛好会によるバンド「圧倒的なブレイン」が登場。Negiccoの「圧倒的なスタイル」をオマージュして名付けたと思われるバンド名だが、自分たちの頭脳を「圧倒的」と言っても嫌味にならずにユーモアさえ感じさせるのはさすが。
バンド編成は、Dr、Gt、B、Key×2、ボーカル×3。
「サンシャイン日本海」「さよならMusic」を披露し、Negiccoもステージに上がって「圧倒的なスタイル」を。演奏はとても手堅くて安定感があった。ときにエモくなるギターが良かったな。
メンバーコールのところを、Negiccoからの提案で、「圧倒的なブレイン」メンバーの名前の「ちひろ、ゆうな、まりも」に変えたのは楽しかった。
そして、ラインダンス。隣りにいた男の子と肩を組んで踊った。バンドメンバーの教え子ということだった。将来東大に行きたいと思ったかな。いずれにしても貴重な経験だった。
続いて、真打のNegiccoのステージ。
長谷さんのめくるめくストリングスの出囃子に乗って、新曲用の白い衣裳で登場。逆光に浮かび上がるメンバーの姿はまるで天使のよう。
「ネガティヴ・ガールズ!」から「ライフ・イズ・キャンディ・トラベル」とconnieサウンドでステージが始まる
「アイドルばかり聴かないで」「圧倒的なスタイル」とキラーチューンを連発。キャンパスの中の多くの人を呼び込もうとするような力強いパフォーマンスに観客席もノリノリのリアクションで応えた。
MCでは、サトウの鏡餅の全国CMが始まること、来年1月にLIQUIDROOMで2daysを行うこと、そして、12月2日に新曲「光のシュプール」がリリースされることを告知。
サトウの鏡餅の全国CMの話については、「来月から…ですかね?」みたいな流れになったので、客席から「明日から!」と叫んだら、ちゃんとぽんちゃが拾ってくれた。僕自身、オンエアされる11/24が来るのを毎日待っているんだよね。
そして、新曲に関しては「この曲でオリコントップ10を目指します」と力強い言葉がぽんちゃから聞けた。「一人のファンの方にたくさん買っていただくのではなく、ここのいるあなたもあなたも、たくさんの人が一枚ずつ買って頂ければと思います」みたいなことを行っていた。僕もそう思う。
MCに続いて、タイトルコールがあり、「光のシュプール」を披露。何度でも言うけど、これは本当にイイ曲。
最後に「トリプル!WONDERLAND」で終了。「ネガティブ・ガールズ!」で始まり、「さよならネガティブ・ガール」という歌詞のあるこの曲で終わるあたりに、オリコンTOP10を目指す不退転の覚悟を感じた。
今日の東大Negicco愛好会の企画はとても良かった。観覧は無料だったが、任意でカンパを集めるという手法もとても合理的でスマートだったと思う。
学生にもNegiccoが支持されるようになっているというのは、ファン層の裾野の拡大を感じる事象だし、ブレイクする兆しのように思える。
新曲「光のシュプール」発売まであと1週間ちょっと。
connieさんによる楽曲は聴けば聴くほど素晴らしいし、MVはNegicco史上最高傑作だし、新衣装もすごく清楚感あるし、振付けも覚えやすくて思わず一緒に踊りたくなるし、といいことばかり。
情報解禁が遅くなった分、短時間で数を稼ぐことが必要かと思うが、Negicco運営も全力で頑張るであろう。もちろん、ファンも。今回はきっとTOP10に入ると信じている。
(セットリスト)
1.ネガティヴ・ガールズ!
2.ライフ・イズ・キャンディ・トラベル
3.アイドルばかり聴かないで
4.圧倒的なスタイル
MC告知(サトウの全国CM、LIQUIDROOMライブ、新曲リリース)
5.光のシュプール
6.トリプル!WONDERLAND