始まるよPARTY TIMEードロシー「STARTING OVER」打ち上げ温泉旅行

手をたたいて 足をならして
始まるよPARTY TIME
ハッピーになれる愉快な方法 
教えてあげる
ドロシーリトルハッピー「CLAP!CLAP!CLAP!」)

5月17日・18日の一泊二日で、ドロシーの全国ツアー「STARTING OVER」のファンとの打ち上げが甲府湯村温泉常磐ホテルで行われた。

開催前、メンバーはそれぞれのブログにこのように期待を綴った。

もう少しで温泉ツアー(っ´ω`c) 楽しみー!! 絶対枕投げしたい! (白戸佳奈)
のんびーりゆったーり皆さんと楽しめたらいいな(高橋麻里)
きっとはしゃいでると思いますが、皆さんと素敵な思い出作れたらいいなぁ!と思ってます(秋元瑠海)
みなさんが普段の疲れを忘れてまったり過ごせたらいいな~と思ってます。楽しい時間にしましょう!(富永美杜)
楽しみだった~!ずっと~!いろいろみなさんとお話できたらいいな♪(早坂香美)

会場となった常磐ホテルは、昭和天皇御用達で落ち着いた雰囲気。

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玄関に到着するとドロシーのスタッフの人がデスクまで案内してくれる。仲居さんから部屋の鍵を受け取る。

「おはようございます」

え、このハートを癒すような仲居さんの声は!

ま、まりちゃん?! っていうか、隣はみもじゃないか?! 鍵を受け取っても声を聞くまで気付かなかった。素で驚いたわ!

続いて、佳奈ちゃん、るうちゃん、こうみんも「おはようございます」と会釈をしながら横を通り過ぎる。

もうすぐバスが到着するのでそのお迎えに行くようだ。お迎えはこんな感じ。


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(ドロシー公式ブログより)

みんな似合いすぎ(笑)

バス移動組と合流し、ロビーでメンバーから挨拶。スケジュールと注意事項の説明に続いて、フロア毎にメンバーがエレベーターでご案内。僕を含む2階、3階組は、みもが案内してくれた。富永美杜と同じエレベーターに乗るとか、普段なら絶対にあり得ない凄いことだな、これ。

荷物を置いて、中庭で集合写真撮影。ファンの数は70名弱って感じ。

ここの中庭は、アメリカの日本庭園雑誌「Sukiya-Livingしおさいプロジェクトランキング」で足立美術館桂離宮に続く第3位。確かに美しい。
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そして、私服に着替えたメンバー。確かに美しい、っていうか、かわいい。

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(ドロシー公式ブログより)

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(ドロシー公式ブログより)

集合写真を撮って、その後は、メンバーによる館内徘徊タイム。ロビーを歩いたり、お土産屋さんに立ち寄ったり、ファンとのスナップショットもたくさん。これは後日、参加者限定で購入できるそう。

夕食までの時間、部屋で待機していると…あれ、ドアをノックするのは誰だ?

ド、ドロシー!! 予定にないサプライズ訪問!

ツアーの案内書には確かにこう書いてあった。

「メンバーの発案、突然の思い付きによりイベント内容が変更となる場合がございます」
「また、予告なく実施される企画がある場合がございますので、旅行参加中は常に気を抜かずにお過ごしください(笑)」

「言わなくてよかった」ではなくて、(気を)抜かなくて良かった(笑)

廊下でメンバーと記念撮影。サプライズすぎたけど、ちゃんと笑えてたかな、自分。

そしていよいよ!
始まるよPARTY TIME!(オッオッオッオー!)

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まずはノンアルコールドリンクで乾杯!メンバー全員が一人づつとグラスを合わせてく高速乾杯もあって、打ち上げ感出てきた!

続いて、6ショットチェキ撮影へ。麻里ちゃんからは「まだ食べないでくださいね」とお預けが(笑)

撮影ポーズは固定だったけど、指の形を「L」の形とお願い。「恋は走りだした」のサビのところ。


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ちなみに、こうみんのしているピースが基本ポーズ。

チェキも終わり、夕食を食べながら歓談。ご馳走すぎて高まる。

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ここからチーム対抗のゲーム大会の始まり。食事のお膳の列毎に、A、B、C、D、E、Fの6チームに分かれて、メンバーと組んでジェスチャークイズ(麻里ちゃんは2回登板)。

短時間で的確なジェスチャーを次々決める佳奈ちゃんのチームがいきなりの高得点。我らがCチームは、麻里ちゃん。飛行機なのかちょうちょなのか悩ましい謎ポーズからのスタートで得点はまあまあだったけど、至近距離でメンバーの仕草を見ることができて楽しい。

お題はあらかじめ決められたものをメンバーがくじで選ぶ方式。るうちゃんのときのお題がちょっと意地悪で「うどん」「そば」「ラーメン」の3連発。これ演じ分けられたらすごいよな。

みものときの「砲丸投げ」「ハンマー投げ」の2連発も意地悪な出題だったけど、「砲丸投げ」のお題のときにハンマーを投げるみも。ここで正解したファンもすごいけど、その後の「ハンマー投げ」のときに、必死でハンマーで何かを壊す仕草をして、それを投げるみもが、微笑ましすぎた(その後、誰か教えてあげたのかな)。

続いて、チームワークの問われるスプーンリレー。ピンポン球をスプーンで隣の人に送って行くゲーム。各チームともアンカーがドロシーメンバー。1チームはメンバー不在(某スタッフの応援を待望する声はあった)。

くじ引きで、我らがCチームにはるうなちゃんが来た。「よろしくお願いします!」とか「頑張りましょう!」とか、るうちゃんの一体感の作り方半端ない。さすが「ツアーに必ず持っていくものは、心」と言った秋元瑠海。結果は、2位だった!1位のチームがドロシー不在だったので、これは実質一位かも?!

ジェスチャーとスプーンレースの点数でトップとなったチームが優勝となり、メンバーからグッズをプレゼントされる。ドロシーグッズではなくて、甲府にちなんだお土産みたいな感じ。

パーティーはまだ終わらない。

ここからは「ゆるゆるカラオケ大会」イエーイ!

トップは麻里ちゃん。マクロス・フロンティアのランカ・リーになり切って「星間飛行」を。ファン一同、サビ前で「キラッ☆」、「ご存知…ないのですか? 彼女こそ、超イチゴアイドル、まりちゃんです!」って言いたくなる。ヤックデカルチャー!!

続いて、こうみんがカーリー・レイ・ジェプセンの「Call me mayby」を英語で。ほとんど歌詞とか空で歌ってて、改めてこうみんの語学力に舌を巻く。

次は、みも。奥華子の「楔」。ピアノ弾き語りの難しいバラードだが、ときにファルセットを交えながら切なく歌い上げる。「最後の口づけ 触れるだけで痛いよ」なんて大人びた歌詞をまさかみもから聞けるなんて。この歌唱力なら、みものバラードがライブで聴ける日もくるかも。

一転して、佳奈ちゃんがプリプリの「ダイアモンド」を歌って場内が盛り上がる。2番くらいから、モニターの歌詞と首っ引きな様子で、ステージの完璧な白戸佳奈とのギャップに萌えた。後で聞いたら、もともとはレベッカの「フレンズ」を歌うつもりが、直前のみもがバラードだったので、急遽変えたと。でも、佳奈ちゃんの「フレンズ」も聴きたかったな。また別の機会にぜひ。

最後に登場したのはるうちゃん。松田聖子の「赤いスイートピー」を伸びやかにときにしっとりと歌うるうちゃんは、ソロアイドルの風格ありあり。ステージ最前端に腰掛けて歌ったり、しまいにはステージから降りてファンと握手したり。精密なダンスが売り物のドロシーでは絶対にやらないことも見せてくれた。

ということで、各メンバーが、それぞれの持ち味と魅力を見せてくれたカラオケ大会は好評のうちに終了…かと思ったら、2巡目来たー。それもファンとデュエットするとか!!

トップバッターになったみもが、TRFの「BOY MEETS GIRL」を入れると、ファンがステージへ。踊ったり、マイクを回して歌ったり。なんだ神イベか。

次にこうみんが「タッチ」を。英語のデュエットだったら、こうみんに発音を直されそう…とか思っていたので、日本語の歌で安心。

そして、麻里ちゃんの「さくらんぼ」来たー! ステージに上るファンも多くなったけど、最前でヲタ芸で盛り上がるファンも多数。ハイハイハイハイ、もう一回!麻里ちゃん、楽しそう!

だんだんテンションの上がるカラオケ大会。るうちゃんの「学園天国」のイントロのコールアンドレスポンスで盛り上がりは最高潮へ。1番は女性のファンだけで綺麗にデュエットしていたが、2番からは男性も入って、もの凄い迫力。

いよいよ大トリの佳奈ちゃん。直前にこれだけ盛り上がって大丈夫かと心配していたら、ゴールデンボンバーの「女々しくて」来たー!!

これは僕もたまらずステージへ。どこからか樽美酒研二も登場し、ドロシーメンバーとファンが歌い躍るスペシャルな空間が出現。順番にマイクが回って来て、いよいよ自分のところに。

これって…いま僕は白戸佳奈とデュエットしてるってことでいいのかな。すみませんすみません。もう一生の思い出にします!

ということで、頭の中真っ白になってカラオケ大会が終了。

(ドロシーカラオケセトリ)

麻里ちゃん 星間飛行
こうみん Call me Maybe
みも 楔
佳奈ちゃん ダイアモンド
るう 赤いスイートピー
みも BOY MEETS GIRL
こうみん タッチ
麻里ちゃん さくらん
るう 学園天国
佳奈ちゃん 女々しくて

はあ、幸せすぎて現実じゃないみたいだ、と、部屋に戻って余韻を噛みしめている。と…


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再び、ドアをノックするのは誰だ?

いや、ノックじゃなくて、このリズミカルな連打。こんないたずらっぽいノリは、もう決まってる!

ってことで、ドロシーの夜回り、じゃなくて、おやす訪問来たー!しかも、なんかかっこいいTシャツ!


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(ドロシー公式ブログより)

一言「おやすみなさい」で終わりかと思ったら、結構長く話せて、ツアー「STARTING OVER」の感想、このブログのこと、さっきのカラオケのこと、9月6日のZepp DiverCityのことなどじっくりと話せた。みもからは「100人くらい呼んで来てください!」と言われた。こういうみものテンションに最近慣れて来たので「本当に100人連れて行きますよ?」と切り返し。ということで、このブログを読んでいる方、ぜひZeppDiverCity行きましょう!(笑)

と、ここまで話したところで、かっこいいTシャツを佳奈ちゃんから受け取り、メンバーと一緒に記念撮影(写真は後日購入)。

そして「おやすみなさい」と一人一人から目を見て言われる。

これでいい夢が見られそうだ!そして、思い残すことはない!…あ、まくら投げするの忘れた(笑)

温泉に行って、露天風呂でヲタ仲間で反省会。風呂上がりにはこのTシャツ。

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おやすみさい!



おはようございます!

二日目は各自で朝食。

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その後、ファンミーティングの会場に集合。なんだか凄い。記者会見でも始まりそうな雰囲気。


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「おはようございます」の挨拶から、メンバー別の朝のお散歩へ。

佳奈ちゃんのチームは、彼女が引率するような格好で会場から中庭へ。

いろいろと歩き回るよりも日陰に行って話をする方がいいということで、この場所で、囲み取材みたいな感じに。

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ツアーのこと、ドロシーの曲のこと、振り付けのこと、新曲のことなどなど。リーダーの白戸佳奈が何を考えているか真剣に話してくれた。もちろんオフレコ。信頼できるファンしかいないからできたことだと思う。思わず膝を打つような話もあって、すごく良かった。ドロシーのことがもっとよく理解できるようになったし、ますます好きになった。

という感じで、お散歩というよりは、討論会みたいな雰囲気になりつつも、あっという間に時間が経った。他のメンバーのところも、いろいろと話して盛り上がっている様子。すごい濃密な時間だよな、これ。うん、これがぜいたくな時間だっていうのは分かっている。。。

全員が合流して再び、ファンミーティングの会場へ。


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(ドロシー公式ブログより)

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左から、麻里ちゃん、みも、こうみん、るうちゃん、佳奈ちゃんの順番にステージに立つ。ここから最後のファンミーティング。

最初の議題は「9月6日のZepp DiverCityに向けて何をするべきか」。

まずメンバーが一人ずつ思いを語って行く。トップバッターの麻里ちゃんが「Zepp DiverCityでたくさんの人に見てもらえるのは本当に楽しみ」とニコニコと語っている横で、他のメンバーが何を話そうか真剣に考えているのが好対照。

みも、こうみんは、歌とダンスにもっと磨きをかけないとという答だったが、るうちゃんは「Zeppは通過点に過ぎないし、この夏が勝負だと思う。そのために5人がステージで輝けるようにしないと」と頼もしい発言。

佳奈ちゃんの発言は、ここに書くのは控えるけれど、しっかりとした問題意識を持っていることを改めて確認できてうれしくなる。あとは、スタッフやファンがこういうメンバーの意欲と努力にどう応えるかということになるのかなと思う。

ファンからも意見が出され、これもここでは全貌は書かないけれど、TV番組と連動した盛り上げ、Twitterの活用、TIFでのアピールなどさまざまなアイデアが飛び出す熱いミーティングになった(僕自身も、舞台装置や、映像などを使った演出のアイデアについて話した)。

次のお題は「これからのドロシーについて」というさらに重いテーマ。「ユフ♬マリ」でゆっふぃーとユニットを組む麻里ちゃんだが、意外にも「ずっとこの5人でやっていきたい」と。みもとこうみんは、もう少し幅を広げたいというような話。るうちゃんは、以前ブログにも書いていた「いつかドロシーが終わる日がくるかもしれないけど、そのときに後悔しないように毎回最高のライブにしたい」と、これまた頼もしい発言。佳奈ちゃんは、「新しいことに挑戦して行く、でもドロシーらしさという芯はぶれないようにしたい」というリーダーらしい発言。

ここでもファンからの意見が出され、ソロ曲やソロ活動のこと、Twitterの活用、Showroomの番組のことなど、いろいろなアイデアが出てきた。

最後に、話題はぐっとくだけて、次回のファンイベントについて。今度はひとりずつではなくてフリーに発言するスタイルなので、メンバーが実に気楽そう(笑)

芋煮会」「運動会」「キャンプファイヤー」「北海道」「海外」とどんどん企画が膨らむ中、「笹かまぼこ工場の見学」を提案した佳奈ちゃん。客席からはダメ出しがあったが、僕、それ、行きたいんですけど。。。

という感じで、終了予定時刻の正午が近付き、楽しい時間ももう終わり。これが「終わらないPARTY TIME」ならいいのに…


メンバーが「想像していた以上に楽しかった」「まだ終わってほしくない」「半年後になるか、一年後になるか分からないけど、また絶対に行きたい」などの締めの言葉を発して拍手喝采でファンミーティングが終了した。

最後は、ミーティング会場の出口で一人一人と握手。感謝の気持ちをゆっくりと伝えることができた。最後のこうみんから、昨日中庭で撮影した集合写真を受け取り。

あまりに濃密な時間。そして、距離感ゼロの近さ。時間でも費用でもそれなりの対価を払ったイベントだったが、その価値は十二分にあったと、心から思える。ファン同士の距離も縮まった。

ツアー「STARTING OVER」の打ち上げとして区切りをつけるイベントでもあり、同時に、ドロシーにとって次のチャレンジである9/6のZepp DiverCity TOKYOに向けたメンバーとファンの決起集会のようでもあった。主要なライブを節目にしてこういう交流を持つあたり、ライブを重視するドロシーらしい姿勢だと思った。

しばらく日常生活に戻れないくらいの楽しい体験。でも、また明日から仕事頑張って、ドロシーのライブ見に行こう!って思える。

ドロシーのメンバー、スタッフ、そしてご一緒したファンのみなさん、いい思い出をありがとうございました。


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