京都依存症

「京都」―

この二文字にいかに自分が弱いかよく分かった。
雑誌コーナーをぶらついているときに、婦人画報2013年8月号がつい目に留まって買ってしまった。
しかも通常のサイズよりも小ぶりな「トラベル版」というところが決定打だった。
この雑誌を買うだけで、京都を旅している自分が目に浮かんでしまう。
しかも、東海道新幹線の席で、手荷物の中からこのトラベル版を取り出して読み始める自分をイメージしていると、車両の振動や車内放送が思い出させる。

これはもう重症だ。
そう、僕は京都依存症なんだろう、それも重度の。

トラベル版

通常版

しかし、中身はあまりにマダムなお店ばかり紹介されていて「実用的」とは言い難い。あくまで目の保養にするとか、スノッブな会話を楽しむものなのではないか、と想像。初めて買った雑誌だからよく分からないけれども。