『にこたま』の4巻を読んだ。
あっちゃんには選択の自由がある。コーヘーと別れるか、別れずに付き合い続けるか。もちろん選択しない自由もある。そのはずだ。
コーヘーにも選択の自由がある。あっちゃんに寄り添うか。たかのさんのそばにいるか。もちろん選択しない自由もある。理屈の上では。
さて。渡辺ペコによる「第三次性徴白書」もいよいよ佳境に入ってきた。新しい登場人物も人間関係に微妙な影を落とす。誰が選択し、誰が選択しないのか。近年流行の「ループもの」の要素も取り入れながら、あるべき状態に向かうことを模索する登場人物。あっちゃんの言葉を引けばこんな感じだ。
ムカムカ
するムカムカ
するのは胃か心か
胃も心もつながっていたりするのだろうけど。ムカムカをなくすにはどうしたら良いのか。取るべき選択とは。「ヘラヘラ」? それとも「堂々」? それとも「キレ気味」?
- 作者: 渡辺ペコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/05/23
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 45回
- この商品を含むブログ (23件) を見る