日本の不都合な真実―福島原発事故「レベル7」

「レベル7」というのは、隠したり動かしたりすることのできない事実だ。この一ヶ月間、さまざまなプロパガンダが飛び交ったけれども、結局は「レベル7」。これが事実だ。

そして「レベル7」までの引き上げが事故から一ヶ月後であったというのもまた事実。その間、政府は国民にそのリスクを説明することさえ怠った。残念ながらこれが事実だ。

「危機に適切に対応できない」ことに加えて、「危機を隠蔽している」のであれば、それは決して許されない。日本国民や国際社会を欺けば、必ずその報いが来る。いまの政権はこのことをどこまで理解しているのだろうか。

経済産業省原子力安全・保安院は12日、東京電力福島第1原子力発電所の事故について、国際評価尺度(INES)の暫定評価で最も深刻な「レベル7」に引き上げると発表した。

「レベル7」はチェルノブイリ事故と同レベル。これまでは「レベル5」としていた。
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