レクサスGS350に試乗

試乗した内容を備忘録的に記録していくことにする。

  • 外観

純日本車とは違った控えめなデザイン。ボディサイズの割りに大きく見えない。押し付けがましくないところが、知的さを感じさせる。塗装も美しい。

  • 内装

日本の上級車という感じ。高級感はあるが、メルセデスのような合理主義もなく、BMWのようなエモーショナルな演出もない。内装の質感はレクサスクオリティ。車に近づくにつれ、照明が順次点灯するというギミックは面白い。ドアを閉めると外界と遮断された静寂な空間となる。標準のオーディオは10スピーカーの割りに普通。革シートは上質感あふれる。

  • 走り

V6 3.5Lのエンジンはそれなりにパワフルなはずだが、ボディも重いので、それほど速い感じはしない。足回りは適度に硬く、日本車よりもドイツ車の乗り味に近い。ボディ剛性は高そう。

  • 総合

通常の国産車とは一線を画す出来だが、欧州車と比べるとオーラが弱いと言わざるを得ない。車のブランドとしてレクサスは微妙なポジションだが、カーナビやオーディオ、それにレクサスの「おもてなし」に価値を見出すのであれば、あり得る選択だと思う。