GRDの新機能・カラーブラケットを試す

RICOH GR DIGITALの新ファームウェア(Ver2.3)の目玉である(1)セピアと、(2)白黒・カラー・セピアを同時に記録する「カラーブラケット」を試してみた。被写体は、自分の腕時計(ブライトリング・モンブリラン・ダトラ)。




(PHOTO: シャープ, CAMERA: RICOH GR DIGITAL)

ファイルの生成順も上記の通りで「白黒」「カラー」「セピア」の順で画像が並ぶ。セピアの雰囲気は、想像以上に素晴らしい出来だ。

便利な機能だが、使ってみて気になることもあった。それは、予想していた以上に、記録に時がかかること。SDカードにハギワラシスコム HPC-SD1GT(1GB)を使用(転送速度は推計で7M/sec程度)で、3つのファイルの記録が終わるまでに、約8秒かかる。これは、実際に使っていてかなりイライラする。

GR DIGITALに限らず、リコーのカメラは全般的にサクサクしているのが美点だと思っているので、このカラーブラケットの遅さは残念。でも、セピアの雰囲気は捨てがたいので、ブラケットではなく、セピア設定で使う機会が増えそう。

なお、残る追加機能の一つである「白黒」の詳細設定は、改めて試してみたい。