あかぎ団ライブ@前橋公園

あかぎ団のライブを観に、今年初めて前橋公園へ。

あかぎ団は野外ライブは撮影可能だけれども、ライブが楽しすぎて「撮影している場合じゃない」と思って、基本的にはカメラを持たないで楽しんでいる。

でも、今日は例外。

今日は新しいズームレンズ(Nikkor Z 24-120mm f/4 S)を使いたくて何枚か撮ってみた。

ちびーず(仮)の3人。タータンチェックのスカートの衣装がかわいい。

あかぎ団G。赤と白のコートの衣装が冬らしさを引き立てる。

レンズの方は、ZマウントSラインの「第二世代」感があって、AFが速くて正確、収差のないクリアな画像で、ピント面キレキレ、そしてビルドクオリティの良さもあって、使ってて気持ちのいいレンズだった。

F4通しの使いやすさもあって、小規模な野外ライブならこれが最適解かもしれないと思った。

終演後は、物販・特典会へ。

何人かのメンバーにサインをもらいに行った後、この衣装で撮影したことのなかった吉田蒼ちゃんを60秒撮影。これはいつもの単焦点

ますます表情が豊かになってきていて、撮影しがいがある。

月刊あかぎ団(私家版)の2月号表紙にしてみた。

冬の群馬は寒いのでポートレートを撮るには時と場所を選ぶ感があるのは否めないけれども、ある意味、「冬らしい」感じの写真になるのはいいね。

クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ@東京都現在美術館

クリスチャン・ディオール展を観に東京都現代美術館へ。

圧巻。ただただ圧巻。

歴史と地理を横断して文化を創造し続けたディオールはまさに稀代のクリエーターであり、偉大なプロデューサーでもあり、新しい才能を発掘するキュレーターでもあった。

作品のボリュームや展示方法を含めて近年のMOTの企画展の中でも白眉。

混まないタイミングでじっくりと鑑賞できてよかった。

Nikkor Z 24-120mm f/4 Sを購入

2019年にNikon Zシステムを導入して、いろいろなZマウントレンズを使ってきた。

ポートレートメインということもあり、現在は、ほとんど35、50、85のf/1.8 Sラインの単焦点を交換しながら撮っている。

収差のほとんどないクリアで繊細な描写、開放時のボケの美しさ、対逆光性能、どれを取ってもZマウントの単焦点は素晴らしい。

これまで使ってきたのは、NikonのFマウント(AF-S Nikkorライン)、FUJIFILMのXマウント、マイクロフォーサーズCanonのEFマウントなどあるが、その中ではZマウントは最も光学性能が高いと思っている。

これはフルサイズ用にマウント径を大きくしたことが光学性能に余裕をもたらしたことが大きい。

しばらくはこの35、50、85を交換するスタイルで行こうと決めていたが、今日、雪撮のためにNikkor Z 24-120mm f/4Sを購入した。

現地の天気次第だが、レンズ交換のしにくいハードな状況も想定して。

今までは、Zマウントの標準ズームでは24-70mm f/4 Sを、また高倍率ズームでは24-200mm f/4-6.3 VRを使っていたが、それらと入れ替えることにした。

どちらもFマウントズームとは全く別次元の精細な描写の良いズームレンズで、コスパも良いものだと思う。

ただ、f/4通しである程度の望遠域までカバーし、ZマウントのSラインの描写力を求めるとなると、設計も新しいこの24-120mm f/4 Sは現時点での筆頭になるのではないだろうか。

機材はなるべく増やさない方針なので、今回はついでにキヤノンのEF-M系の機材も全て処分した。

購入から3年以上経つのに意外に高く売れたのはちょっと驚きだった。

新世代と呼ばれてきたミラーレスが登場してもう15年目になるが、一口に「ミラーレス用のマウント」と言っても、ニコン1やキヤノンEF-Mマウントのようなのは、ある意味で歴史の徒花みたいなものかもしれない(新し物好きなので、どっちも買った経験あり)。

今回買ったNikkor Z 24-120mm f/4 Sは、リリース当初に品薄だったこともあり、乗り換えは遅すぎるくらいだったかもしれないけれども、現在のミラーレスカメラの標準ズームとして、性能、サイズ、価格のバランスが撮れた優秀な製品だと思う。これからどんどん使っていこうと思う。

まずは今度の雪撮で。

今から楽しみすぎる。