2010年代やめて良かったものTOP10

2019年終わりますね。

同時に、長かった10年代も終わります。

10年代は東日本大震災を契機に色々な価値観が見直されたと思っていますが、そんな中で自分として「やめて良かった」ものを振り返ろうと思います。

10位 フェイスブック

出た時は、旧友ともすぐに連絡が取れる利便性が魅力だったはずだが、「SNS疲れ」なんていう言葉が流行るくらい取り扱いの難しいものに。
自分は早くに更新をやめているし、ほとんど見に行かないものになったが、それで何も困らない。
最初から特にいらなかったんだな。

9位 Windows PC

パーソナルコンピュータとしてはWidows95から買い換えてきたが、Windows8で一気に使いにくくなり、Macに乗り換え。
Macbook ProiPhoneとも相性がよく、画面も綺麗で、写真の現像も快適にできる。もうWin機には戻らないだろうな。

8位 「地球の歩き方

以前は海外に行く時の必需品だったが、掲載情報があまりにあてにならないというのを実感(特に美術館の開館時間や休館日)。
今は「イモトのWi-Fi」こそが必需品。大抵の場所でネットに繋がるようになった今、紙の重い本を持ち歩く必要はない。

7位 カバン

カバンは片手を塞ぐし、身体の左右の重量バランスも悪くする。そんなことが分かりながらもなかなかやめられない「ビジネスマナー」()があったが、10年代一気に「リュック」が市民権を得たことで、カバンをやめてリュックに変えた。今のところいいことしかない。

6位 腕時計

「時間を知る」という実用性だけでなく、ファッションとかステイタスシンボルという意味も持ち続けてきた腕時計。
一方で、金属アレルギーの体質には邪魔でしかなかった。時間はスマホを見れば基本的には事足りるのでやめたが、これも何も困ることはない。

5位 CD・DVD・BD収集

音楽作品も映像作品も、ダウンロードやストリーミング/サブスクリプションが「当たり前」になったのが10年代。本体はあくまで「データ」だと考えると、手元に「盤」(ディスク)を置いておく必要はない。これやめて処分したら、部屋の中にスペースも出来、お金もそんなに減らなくなった。

4位 一眼レフカメラ

2012年に一眼レフをやめてミラーレスに乗り換えた。最初は「格下」に見る無知・偏見が蔓延していたが、ソニーのαのヒットのおかげでミラーレスも市民権を得て、バカにされなくなった(だがαは一度も買ったことがない)。

ミラーレスは、ピントや露出などの写真の失敗も格段に減らすし、小型・軽量化でカメラマンの身体にも優しく、結果的にシャッターチャンスも増やすので、いいことしかない。

3位 自家用車

2008年のリーマンショック後にディーラー巡りをしたらどこもかしこもメーカー希望小売価格から大バーゲンの嵐で、勢いで某バイエルンのメーカーのFRワゴンを買った。車は実によくできていて気持ちよく走れたが、特にライフスタイルが変わることもなく、あまり乗らないままに8年目の車検前に売却。
今は必要な時にタイムズのカーシェアを利用しているが、維持費もかからず、これでいいやってなってる(小型車が多く、高速の乗り心地だけはいまいち)。

2位 新聞購読

かつては、社会人になる時の「マストアイテム」だった新聞購読。毎日ゴミが出るというデメリットもあったし、変な社説を読まされる方が苦痛になってた。まず電子化したところで、読む頻度が減り、結局やめてしまっても何も困らなかった。ネットでの情報を自分で集めたり、分析したりするリテラシーも身につくことに気付いた。新聞というメディアは現在の購買層の中心である高齢者が亡くなることで大幅縮小していきそう。

1位 年賀状

年末の忙しいときに準備したり、年始に来ている人を確かめたり、くじの当選番号をチェックしたりと、年末年始にのんびりと過ごすことを妨げる慣習トップクラス。「虚礼大好き」「慣習大好き」な日本社会の中で、廃止するのには強い決意が必要だったし、辞めてから来るのを「無視する」のには心の強さもいるが、安易に妥協しない先に素敵な未来が待っていた。

こんな感じです。

2020年代は、「通勤」あたりがなくなるといいよね。

ところで、都知事の掲げた「満員電車ゼロ」の公約、どうなった?