ときめき宣伝部のどきどき♡クリスマスパーティー2019@中野サンプラザ

ときめき宣伝部のどきどき♡クリスマスパーティー2019に行ってきました。

会場は中野サンプラザ

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僕はリリイベで見たことがあるくらいのビギナーだったのだけれども、「宣伝部員」の友人に熱心にお誘い頂いて、行くことを決めました。

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行ったら、「新入部員認定証」というのをもらえて、開演前からいきなりどきどき。

ロビーにはたくさんお花が来ていて、中でもエイベックスから来ていたのが豪華でした。

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「スターダスト」という大手事務所のアイドルグループだから売れるとかそういう甘い時代ではないし、「エイベックス」というスーパーメジャーレーベルだから強いという話でもないというのは、色々なアイドルを観て思い知っています。

でも、やっぱりこのクリスマス時期の土曜日の夜という「いい日程」で、天下の中野サンプラザを押さえ、しかもそれをソールドアウトさせるっていうのは、多くの「地下アイドル」「ライブアイドル」にとっては夢の夢のようなもの。

だから、今のとき宣って、本当に「いい波に乗っているな」と思ってしまいました。

場内に入ると、正面には、大きな時計台の二階建てセット。

正面スクリーンには、今までに公開されているメンバーのオフショット的な企画動画が流れていました。

客席に目を転じると、以前にも増して、若手ファン、女性ファンが増えているのが分かります。

キンブレやタオルなどの公式グッズ持参がデフォルトで、メンバーカラーのオリジナルTシャツなんかでアピールしているファンも多い。

僕のようなおじさんはむしろ少数派で、でも、少数派なんだけれども居心地が悪いみたいなことは全然ない。

温かい空気が流れていました。

さて、開演です。

手描きイラスト風の動画で、今日の<物語>の背景が語られます。

メンバーは魔法使いの見習いで、魔法学校に通っている。

そこで一年に一度クリスマスの夜に開かれる、選ばれた魔法使いだけが出られるパーティーに行くことを夢見ていると。。


くるみ割り人形」と「魔法使いの弟子」と「初期ハリーポッター」を合わせたような世界観で、ファンタジーの雰囲気が満載です。

そこに、魔法使いのような衣装を身にまとったメンバー6人が登場。

それは、もう本当にキラキラしていて。

「アイドルのライブ」なんだけれども、クリスマス演出のスペシャル感とあいまって、まるで夢の国のパレードのような幻想的な世界が一気に開けました。

僕が観ていたのは1階の中央通路付近の場所で、そこまでもキラキラが届いていたのに、なんとメンバーがステージを降りて、こちらにくるではありませんか。

ステージの上にいたメンバーも輝いていたけれども、至近距離で見るその姿は想像以上です。

しかも、目が合ったりした瞬間には「これってもしかして夢じゃないの?」と思ってしまうほど。

いまだにその時のことを思うと、甘い記憶が、クラクラするような目眩と共によみがえってきます。


なにせ「新規」なので楽曲はストリーミングで予習したくらいであまり語れなくて申し訳ないですが、耳だけで聴いているのの100倍くらいの世界が目の前に広がっていて、「ああ、このグループは目でも思う存分楽しみたくなるな」と思ってしまいました。

途中ではメンバーが、魔法(マジック)に挑戦するコーナーもあったのですが、音楽の流れをぶった切ることは全然なく、ゴージャスなBGMがノンストップで流れる中、次々と魔法の技が展開されて行くという感じです。

この辺りの雰囲気も、夢の国のパレードとか、キャラクターの世界のショーとか、そういうものと同じものを感じました。

メンバーの魔法が決まると思わず拍手喝采して、そこからすぐ次のメンバーにスポットライトが当たる、という連続に、「どきどき♡クリスマスパーティー」ってこういうことか!と。

ステージには、メンバー6人の他に、バトントワラーやダンサーや公式キャラクター、それに動画コンテストで選ばれたファンたちも登場しました。

とにかく、予想を超えるスピード感で展開して行くし、それが全て「魔法使いのクリスマスパーティー」という設定を裏切らない。

こんなによくできたエンタテインメントを久しぶりに観た、というのが正直な感想です。

ライブを観て、MCを聴いて行くと、メンバーの個性も自分なりに分かって行く感じがしました。

MCの起点となって全体の進行を仕切って行く辻野かなみちゃん、とにかく各方面にもれなく明るさを振りまく「ザ・アイドル」な坂井仁香ちゃん、ちょっとクールっぽく見えるけど感受性の豊かそうな小泉遥香ちゃん、個性的な声とキャラクターが印象的な吉川ひよりちゃん、妹的な甘さを醸し出す藤本ばんびちゃん、とにかくひたむきで頑張り屋さんな杏ジュリアちゃん。


もっと見るとまた違った面が見えてくるのかもしれないけれども、それぞれの個性が際立っていて、それがまた「無理に作ったキャラ」とかではないというのが、僕の印象です。

日頃から成長期のアイドルを応援する僕なので、6人の中では杏ジュリアちゃんから目が離せない、という感じになりました。

特にライブ後半は。

終盤のMCで、ずっと健気に振る舞ってきたジュリアちゃんが、涙声になったのに思わずもらい泣きしました。

これだけの完成されたグループに、単身で新メンバーとして加わるということは、並大抵以上の苦労が伴うと思います。

色々なプレッシャーもあったと思います。

それを跳ね返すような努力をしてきたこと一気に思い出し、でもその努力のかいもあって、今日のクリスマスパーティーを無事に終えようとすることができるという安堵も感じる。。。

そんな涙に見えました。


メンバーは「中野サンプラザを満員にできたのは、宣伝部員さんのおかげです」と言いながら、同時に「とき宣のゴールはここ中野サンプラザではありません」とも言っていました。

今の時代、ライブアイドル中野サンプラザクラスでワンマンを行うのは決して簡単ではない時代です。

でも、今日のとき宣は、そんな時代の中で「いい夢」を見せてくれました。

この先ももっともっと「いい景色」を見せてくれることが期待できそうです。

それも、メンバーとファン(宣伝部員)が強い絆を持った形で。

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(一階も二階もぎっしり)


2020年、とき宣がどんな景色を見せてくれるのか、これからも注目していきたいと思います。

以上、宣伝部新入部員のレポートでした。