ハコイリ♡ムスメ週末定期 Season in the Box (2014年夏)@ FUJIFILM本社ホール

ハコムスの「Season in the Box」の最終回は、新人公演の2014年夏。

メンバーの卒業と加入を繰り返して5年以上続いてきたハコムス。

メンバーもファンも出入りを重ねる歴史の中で、「現在」から「過去」へと公演を遡って再現し、最後は「原点」に回帰する「Season in the Box」。

前回の開催は鉄戸美桜の卒業前だったが、今回は我妻桃実の卒業ギリギリに間に合わせる形で完結した。

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今回は、特に5期メンバーの依田彩花・山本花奈の二人に、ハコムスの「魂」を伝えて行くという意義が大きいように見える。

4期メンバー寺島和花・戸羽望実の体調不良もあって、前面に出る機会が増えている5期メンバーの成長を促す公演にも思えた。

特に、ユニット曲として披露された「はんぶん不思議」では、5人でのフォーメーションが完全にCoCoを彷彿とさせるものであったし、三浦理恵子のキラーフレーズ「あなた意地悪」のソロパートを任された塩野虹のキャッチーさが凄かった。

新人公演では、前週のファンの投票「ガラスの靴シール」の数の多かったメンバーがソロで歌う「シンデレラたちへの伝言」を、初めて我妻が初披露。

堂々としたパフォーマンスに思いがけず涙がこみ上げてきた。

だが、それだけではない。

5年以上をハコムスに捧げ、リーダーとして牽引してきた「ベテラン」とは思えない、初々しさをも感じさせてくれた。

経験値を積んでも決して「擦れた」という印象を与えないところが彼女の凄いところだと思う。


過去のSeason in the Box公演では、「あの頃のハコムスはこうだったよね」なんていう昔話を、美桜ちゃんとか、ぽにょにしてきたことを思い出す。

そんな懐古厨的な昔話に付き合ってくれるメンバーももう誰もいなくなってしまう。

そんな寂しさを改めて感じてしまった。


終演後は、塩野虹ちゃんを15秒撮影。

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最近、大人びた表情が板についてきた気がする。

いよいよ、明日はぽにょ卒業公演。

今日泣いてしまったので、明日は笑って送りたいな。


(セットリスト)

1 君の歌、僕の歌
2 最初のキモチ
企画「プレイバックハコムス」
3 はんぶん不思議(我妻・吉田・井上・塩野・依田)
4 避暑地の森の天使たち(我妻・吉田・塩野)
5 夏色キッス☆
6 シンデレラたちへの伝言(我妻)
7 夏休みは終わらない
8 海へ行こう
9 レモンドロップ