「あなたは、新人公演に何を求めますか?」
そう聞かれたら、僕は迷いなく「尊さ」と答える。
アイドルになったばかりの少女たちが、夏の「新人公演」を通じていろいろなことを経験して、成長する姿こそ、僕が見たいものだ。
その点で、今日のアクアノートの公演は、まさに「夏の終わりの集大成」と呼ぶにふさわしいものだった。
今日のプロデューサーは最年少の佐山すずか。
テーマは「応援」、衣装はチアということで、ファンとしては最高にうれしくなるもの。。
夏らしいタオル曲の「ラブサマー」、爽やかな「いろみず」でライブスタート。
「挑発Selfish」「未来ドリ」と盛り上がる曲を続けたあとは、ソロのシンデレラ曲。
今日のソロは美波ももかで、「想い出がいっぱい」の歌詞を自分の中で消化して聞かせてくれた。
撮影可能曲は、王道アイドルポップの「Don‘t you?」。
逢嶋ひなちゃん。
美波ももかちゃん。
夢咲摩萌ちゃん。
佐山すずかちゃん。
撮影可能曲の次は、「水のかたち」。
アクアノート のオリジナル曲を全曲披露する勢い。
メンバーがステージからはけると、ステージのスクリーンにメンバー4人のトーク動画が映し出される。
この夏の新人公演を順番に振り返るもの。
誰もが新人公演に全部来られるわけではないから、こういう形で大勢の人が一緒にアクアノートをこの夏の成長を見られるのはすごくいいよね。
再登場したメンバーは、通常の衣装に着替えている。
「もしかしたら・・・」と思うと、「八月の空」の初披露。
スクリーンには、せせらぎの聞こえて来そうな渓谷や川の画像が映し出されて、楽曲の世界観にもぴったり。
少し背伸びしたところのある曲で、表現も難しいところがあるから、披露はもうちょっと先になるかと思っていたけれど、八月のうちに「八月の空」が聞けて感動した。
心を洗われるようなパフォーマンスだった。
終盤は「ウルトラミラクルハッピー」から、もう一度「いろみず」へ。
新人公演を振り返るMCでは
「この夏、私たちの全てをこの新人公演に注いだ」
「ちゃんとお客さんが来るのか不安だったけれども、こんなに大勢の人が来てくれて嬉しくなった」
「どうしたら来てくれる人に喜んでもらえるだろうと毎回考えた」
「新人公演はこれで終わるけれども、アクアノートは終わらないので、これからも応援してもらえたらうれしい」
こんな感じだった。
今週も、夢咲摩萌は涙ぐんで言葉を詰まらせたけれども、いつも気丈で明るい佐山すずかもパフォーマンス中に涙を流していた。
尊い。
僕らは、こういう尊さに出会うために、新人公演に足を運ぶのではなかっただろうか。
ということで、新人公演4組の結果発表は9月になるけれども、僕の中では、アクアノート優勝と言っても言い過ぎではない。
素晴らしい公演だった。
アクアノートと一緒に夏を過ごせて良かったと思う。
できれば、新人公演で優勝して秋からの定期公演を勝ち取って、そこでさらに成長する姿を見せて欲しいと願う。
物販・特典会は今日も盛りだくさん。
4回参加のプレゼントはメンバーの直筆メッセージカード。
うれしい言葉を書いてくれていて、中身は誰にも見せたくない宝物。
そして5回参加のプレゼントはメンバーのサイン入りチェキ帳。
これもまた宝物。
今日はチェキを撮る日と決めていたので、メンバー全員のチア姿を。
四者四様。みんなかわいい。
あとは、AKIBAカルチャーズ劇場おなじみの「有給休暇特典」。
先週はさやすずからもらったので、今週はひーちゃんから。
アクアノートは、11月10日に新宿のアルタ7階のKEY STUDIOで「結成6ヶ月ワンマン」を行うそう。
いま、急激に成長しているアクアノート 、新人公演で見られなかった人も、いろいろな機会にぜひ見て欲しい。
2018年で僕が一番注目している新人アイドルグループだから。
(セットリスト)
1 ラブサマー
2 いろみず
MC
3 挑発Selfish
4 未来ドリ
5 想い出がいっぱい(シンデレラ曲、美波ももか)
MC
6 Don‘t you?
7 水のかたち
振り返り動画
8 八月の空
9 ウルトラミラクルハッピー
10 いろみず