お誘いを頂いて民謡ガールズの定期公演を観に、蔵前の浅草ゴールドサウンズへ。
会場はタイトな感じのオルスタのライブハウスだが、客層が文字通り老若男女という感じで新鮮。
今日は、リーダーのふうかちゃん、三味線のみきちゃんのダブル卒業公演。
来月からはアニメ「デュエル・マスターズ」のED曲でメジャーデビューが決まったタイミングでの主軸メンバーの卒業ということで、このグループにとっては、大きな節目となる公演。
冒頭は、メンバー11人が2、3人からなるユニットに分かれて楽曲を披露。
「ソーラン節」「チャグチャグ馬コ」「秋田大黒舞」といったガチの民謡で始まり、「前前前世」「Chai Maxx」「YELL」などの現代のポップス・アイドルソングへ。
キラキラした少女たちがハイクオリティなボーカルを聴かせてくれるという得難い空間。
ここでメンバーから卒業する二人に花束が贈呈された。
終盤は11人揃ってのパフォーマンス。
伝統的な「花笠音頭」から、10年代前半色の強いアイドルナンバー「いよっー!かぶき者」。
感極まって泣きだすメンバーもいた。
メンバーが退場したところでアンコールが起きて、再びステージにメンバーが登場すると、ここで動画が始まる。
ふうかちゃんとみきちゃんの活動を振り返り、残りのメンバーから感謝の言葉を伝えるフィルム。
よく練られた構成だが、手作り感もしっかり残っていて、このグループの温かさを感じることができた。
運営からの感謝状贈呈に続き、ふうかちゃん・みきちゃんから卒業の挨拶。
二人とも自分のやりたいことを見つけていてそれを実現するために卒業すると話していて、若いのに立派だなと思う。今後の二人の前途が明るいものとなることを願う。
アンコール曲は「ウレシナミダー!」。
11人の民謡ガールズが披露する最後の曲。
涙を流すメンバーも少なくなかったが、卒業を祝う「うれし涙」だったらいいな。
終演後は、物販・特典会へ。僕はメンバー撮影へ。
今日卒業するふうかちゃん。
アイドル性は突出していて、この先どこに行ってもやっていけると確信した。
もう一人は北海道のまつりちゃん(JS5)。
ステージでひときわ輝いているように見えた。またパフォーマンスが見たいな。
あと感心したのは、入場時に「新聞」と「アンケート」を渡していたこと。
「新聞」には、今日のライブの見どころ紹介、今後の公演の案内、告知、Twitterアカウント紹介などが載っている。「アンケート」の方は、知ったきっかけ、今日のライブの評価、回答者の属性などが書けるようになっている。
メンバーの手書きを原稿にしているのがいいよね。
こういうビジネス(と言い切ってしまうのは少し抵抗があるけれど)の基本ができてる感じがすごかった。
ということで、民謡ガールズの節目となる有意義な公演を観ることができてよかった。
お誘い頂いてありがとうございました!
(セットリスト)
1 ソーラン節
2 チャグチャグ馬コ
3 秋田大黒舞
4 前前前世
5 Chai Maxx
6 YELL
花束贈呈
抽選会
7 花笠音頭
8 いよっー!かぶき者
(アンコール)
動画・挨拶
En1 ウレシナミダー!