ハコイリ♡ムスメの定期便2月号〜伝えたい。この気持ち。

ハコムスの2月の定期公演は、阿部かれん生誕、そして、去年11月以来の「劇団ハコムス」と盛りだくさん。

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まずは、長いイントロがOPSE的に使われる「アドベンチャー・ドリーム」から、先月初披露された情熱的な「哀愁のカルナバル」。

自己紹介を挟んで、「星降る夜の招待状」「After School 4 o’clock」。

秋冬定番のしっとりとしたハコムスと、ぽにょ率いる子供組色のある元気なハコムスの両方がブレンドしたような雰囲気。

質問コーナーの後は、今日の劇団ハコムス。

11月の初披露以来の、吉田・井上の「割ってしまった卵」。今回は「まんようもぐもぐ」がなくてちょっと安心。

4期生の「かわいい あたし」も今日が2回目。セリフがぐっと自然に聞こえた。アドリブもあったのかな。

そして、新作の劇団ハコムス。

まずは、鉄戸美桜と阿部かれんによる「FENを聴かせて」。

”イケメン・阿部くん”と”重い女・鉄戸”の過ごす一晩のエピソードを、コミカルな味わいで描いた。

阿部くんチャラそうで優しかったし、鉄戸さん一途だけどめんど臭そうで、なかなかリアリティもあった。


続いて今日のメインとも言える「ちいさなBreakin' my heart」。

高校受験を終えたばかりの星里奈が出演し、前回描かれた「我妻・星・吉田」の人間模様に意外な進展があった。

ブランクを感じさせない星里奈の高貴さ、何かが憑依したような吉田万葉の演技、そして劇場の空気を支配するようなニュアンスを生み出す我妻桃実の存在感。

歴代の「劇団ハコムス」の中でも最高のドラマだったのでは?と思わせた。

「ちいさなBreakin' my heart」の歌唱パートでは、星里奈が主にBメロのソロを担当。

ここは音の隙間の大きいアレンジだが、ボーカルの抑揚を巧みにコントロールして、深みのある表現を聴かせてくれた。

憂いを含めた叙情的なボーカルは星里奈の持ち味の一つだが、来月、オリジナルメンバーの鉄戸美桜が卒業する中で、ハコムスのボーカルの中軸を担っていくだろうと思わされた。

曲が終わると星から復帰挨拶。本格的な活動再開は来週以降になりそうだが、今から楽しみになってきた。

続いて、阿部かれんの18歳の生誕祝。

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ハコムス史上初となる「18歳メンバー」そして、4月からはハコムス史上初の「大学生メンバー」となる阿部。

ぽにょに促される形で抱負を語る場面では「洗濯機は回せるようになったので、洗濯物を干してたためるようになる」とか「大学生になるのでバンドマンには気をつけたいと思います」とか冗談めかして言っていた。

2018年の「攻めるハコムス」では、間違いなく彼女が切り込み隊長的な存在になると思うので、幅広いフィールドでの活躍に期待したい。


ライブ終盤は3曲連続でのCoCo。

まずは、鉄戸美桜が先日のイベントで歌いたいと言っていた「雪の日は誰かのことを」を初披露。

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このしっとりとした曲は、ハコムスに、鉄戸美桜に、よく似合う。

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卒業する前に聴けてよかった。

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卒業まであと1ヶ月あまりとなった鉄戸美桜。

質問コーナーでは、ファンから「どうしてそんなに自由なんですか」と聞かれるくらい今の彼女は「怖いものなし」な感じがあって、そこも魅力的だと思う。

あと少し、ハコムスでいる期間の彼女の姿を残していきたい。


ここで告知のMC。

2月25日にららぽーと豊洲で親子音楽イベ、そして7月には待望の初ワンマンライブの発表。

ワンマンライブは、ハコムスのホームとも言えるAKIBAカルチャーズ劇場を飛び出すということ。

1月にはRYUTistとのコラボでのシングルリリース、2月には初のカバーアルバムリリース、そして、レジェンドアイドル達との生バンドによるプレミアムツアー開始、3月には鉄戸美桜卒業・・・

2018年のハコムスは話題に事欠くことがないくらい攻めているが、7月のワンマンを今の時期から打ち出すのは異例のこと。

これまでは4月に新メンバーが入り、一時的にレパートリーが減ったりするのが通例だったが、今年はピークを7月に持っていくためにあえて新メンバーを入れないという選択をしたそう。

ファンとしても同じ思いだったので、この選択は全力で支持したい。

今のメンバーでパフォーマンス力を高めて、ライブ以外のフィールドにも進出して話題を集めて、7月のワンマンに向けて大きなうねりが生まれれば、8月のアイドルフェスでの躍進も見えてくる。

そんな高揚感を抱きながら、7月のワンマン発表のお知らせをうれしく聞いた。


最後は、静謐な「無言のファルセット」からの、幻想的な「Moonlight Express」でフィナーレ。

今日の写真ではないけれど、「誰も止められなかった胸の情熱を あなたも持っている」という歌詞は今の鉄戸美桜への思いと重なるところがある。

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別れと出会いを繰り返し、メンバーの変動を乗り越えながら強くなってきたハコムス。

2018年の「攻めるハコムス」は7月に向けて盛り上がっていくと思うので、これからもしっかりと追い続けたい。

(セットリスト)

1 アドベンチャー・ドリーム
2 哀愁のカルナバル
MC
3 星降る夜の招待状
4 After School 4 o’clock
質問コーナー

<劇団ハコムス>
5 割ってしまった卵(吉田・井上)
6 かわいい あたし(寺島・塩野・戸羽)
7 FENを聴かせて(鉄戸・阿部)
8 ちいさなBreakin' my heart(我妻・星・吉田)

星 復帰挨拶
阿部かれん生誕
9 雪の日は誰かのことを/CoCo(初披露)
MC
10 無言のファルセット
11 Moonlight Express