ハコイリ♡ムスメ初のカバーアルバム「青春の音符たち〜Respect for 80‘s & 90’s」の発売日、記念イベントがヴィーナスフォート教会広場で行われた。
平日の夜にもかかわらず、多くのファンが駆けつける。僕も開場時間ギリギリだったが、整理番号ランダムでいい番号が引けて先頭で入場。最前センターの席へ。
教会の鐘の音のようなイントロが流れ、教会の扉が開くと、逆光に浮かび上がったシルエットのメンバーが動きだす。
そんなドラマチックな演出の「はんぶん不思議」でライブスタート。
自己紹介の後、ヨーロッパの街角のようなこの場所に似合う「夢見るヴァイオリン」(Qlair)、「約束のポニーテール」(三浦理恵子)、「哀愁のカルナバル」(河合その子)を3曲連続で。
「夢見るヴァイオリン」のエンディングがフェードアウトではなく、アウトロで「ジャーン」と終わったのが新鮮だった。
MCを挟んでオリジナル曲の「星降る夜の招待状」「さよならのプリエール」を。
どちらも荘厳で静謐なこの場所がよく似合う楽曲。
カバーとオリジナルが同じ世界観に貫かれているのが、ハコムスの良いところ。
オリジナルこの2曲が撮影可能曲。
吉田万葉&井上姫月の同期コンビ。
我妻桃実&戸羽望実。平日のイベントはほとんど出席しない岩手在住の小学生・戸羽がこのライブに出演していることからも、力の入っていることがよく分かる。
鉄戸美桜。ゴシックな衣装が教会の雰囲気に映える。
阿部かれん。モノトーンのロングの衣装はやはりゴシックなテイストに映る。
寺島和花。伸び伸びとしたパフォーマンスで癒しを与えてくれる。
塩野虹。ロングヘアとピンクの衣装はまるでアンティークの人形のよう。
最後は「無言のファルセット(CoCo)。
いつまでの余韻に浸りたくなるような幻想的なフィナーレだった。
終わってみれば、7曲・45分の充実ライブ。もちろん無料。
しかも、アルバムの収録曲は2曲のみで、あとはこの場所の雰囲気にあった曲をセトリに組み込んだもの。
レコードショップのインストアのリリイベの場合には、やはり収録曲を優先せざるを得ないし、店内だとこういうコンセプトを貫くのは容易ではない。
しっとりとした雰囲気で、まるで本当にヨーロッパにでもいるような感じ。
ハコムス運営のこだわりを強く感じる良イベ。
機会があれば、またぜひこの場所で、と思わせるくらいハコムスというグループとヴィーナスフォート教会広場という場所の相性は抜群だった。
終演後は特典会へ。
発売日を記念して吉田万葉ちゃんをチェキ。
「自由に」とお願いしたら、こんな面白いポーズをしてくれた。ありがとう。
そして、阿部かれんさんを15秒撮影(以下カメラはFUJIFILM X100F)。
ヨーロッパでハコムスを撮影するという夢を叶えてくれるようなポージング。
まさに「美の女神」っていう感じ。美術館に展示されてもおかしくないレベル。
そして鉄戸美桜さん。
狙った通りのゴシックな雰囲気で撮れた。
来月の卒業までの間、できるだけ美桜ちゃんの写真は撮っていきたいと思う。
(セットリスト)
1 はんぶん不思議/CoCo
MC
2 夢見るヴァイオリン/Qlair
3 約束のポニーテール/三浦理恵子
4 哀愁のカルナバル/河合その子
MC
5 星降る夜の招待状/ハコムス
6 さよならのプリエール/ハコムス
MC
7 無言のファルセット/CoCo