sora tob sakanaが主催した「天体の音楽会」を中野サンプラザに観に行った。
「天体の音楽会」は、多数のアイドル、バンドが出演する音楽フェス。
そのトリが、sora tob sanakaのバンドセットだった。
バンドのチューニングからなだれ込む「海に纏わる言葉」。
山崎愛の「sora tob sakana始めます」に続いて、「夜空を全部」。
中野サンプラザの高い天井を夜空に見立てたような照明効果、そしてオサカナお得意のVJ演出。
とても幻想的な空間が広がる。
攻めるようなセトリで「鋭角な日常」。客席の熱気が高まる。
「広告の街」は、原曲とはまた少し違ったバイブスを感じさせるもの。バンドセットライブならではの魅力を味わえた。
そして、MC。
ここでは、5月にミニアルバムでメジャーデビューすること、7月に4周年ワンマンを国際フォーラムCで行うことが発表された。
サプライズの発表に湧き上がるファンたち。
2018年に入って、アイドルシーンには悲しいニュースが増えていていたが、オサカナの快進撃は喜ばしい限り。
続いて、そのミニアルバムに収録される「Lightpool」、「秘密」、「夜間飛行」。
「夜間飛行」のサビでは、観客の腕が一斉に上がり、フェスのトリ感が凄い。
最後の曲は、「ribbon」。
高揚したライブを締めくくるにふさわしい大団円感のある楽曲。
これだけ確固たる世界観を持ったオサカナがメジャーデビューするというのは、日本の音楽界はまだまだ捨てたものじゃないと素朴に思う。
最後にオサカナのメンバーがメンバーを送り出し、観客に感謝の言葉を伝える。
某大手事務所のアイドルグループのような演出過剰もなく、オサカナらしい等身大の姿。
バンドセット7曲が物足りなく感じるくらいの凄いライブ。
7月のワンマンが今から楽しみになった。
(セットリスト)
0 海に纏わる言葉(山崎愛)
1 夜空を全部
2 鋭角な日常
3 広告の街
MCメジャーデビュー・4周年ワンマン発表
4 Lightpool(表記不明、5/16メジャーデビューミニアルバム収録)
5 秘密
6 夜間飛行
7 ribbon
挨拶