2018年初めてのハコムスの月一定期。
今日は、3期生・吉田万葉の14歳の生誕でもあり、ロビーにはファンからのお花が飾られた。
ライブは、「アドベンチャー・ドリーム」から。
長いイントロをOPSEに見立ててメンバーが順に入場してフォーメーションを作っていく。
楽しいハコムスのライブの始まり。
2曲目は「犯人はあなたです」。
これ見よがしな沸き曲ではないが、曲が進むにつれてじわじわとバイブスが高まっていく名曲。
今のハコムスに似合っている。
自己紹介の後はユニット曲のブロック。
この秋冬で披露している「割ってしまった卵」(吉田・井上)、「かわいい あたし」(寺島・塩野・戸羽)、「ちいさなBreakin' my heart」(我妻・吉田)の3曲の後、今日が初披露となる鉄戸・阿部の「FENを聴かせて」(おニャン子クラブ)。
好きな人とドキドキしながら朝を迎える女子の曲で、「作詞: 秋元康、作曲: 松尾清憲、 編曲: 山川恵津子」というスタッフが生んだ奇跡のような隠れた名曲。
これまでも候補になりながら、「ハコムスが歌うにはちょっと大人すぎる」という理由で見送られてきたそうだが、大学進学を決めた鉄戸・阿部の二人が歌うと適度な背伸び感もあって、原曲の世界観にぴったりだった。
二人の高音部のハモリがすごく綺麗だったことも特筆しておきたい。
次は企画コーナーの「2018年達成したいこと」。
メンバー一人ずつプレゼンしていく進行。
戸羽:中学とハコムスの両立
井上:海外でライブ
寺島:勉強の集中力を上げる
塩野:①勉強に力を入れる、②ダンスを合わせつつ目立つ
鉄戸:休日の外出
吉田:緊張を克服する
阿部:生活面で自立(洗濯機を使えるようにする)
我妻:美味しいプリンを探す
トップバッターののんちゃんは小学生とは思えないくらいしっかりしていたし、ひるなの「海外でのライブ」も「ハコムスみたいなグループはあまりないから海外でも聞きたい人いるかと思って」っていうのも観客のニーズを想像する成長が感じされた。
今年は、寺島・吉田が高校進学、我妻が大学進学の学年を迎えるわけだけれど、そんな中であえて「美味しいプリンを探す」とアイドルらしさに振ったぽにょの目標がかわいかった(ふわっとしたのじゃなくてしっかりしたものを探しているそう)。
そして、「緊張を克服する」という目標を掲げた吉田がソロ曲に挑戦。
小田和正の「たしかなこと」。
冒頭、緊張が感じられてドキドキしたけれど、曲の世界に入るこむにつれて、歌詞が染み込んでくるような吉田万葉らしさ全開のパフォーマンスへ。
終わると観客の拍手、メンバーのハグに包まれて、吉田万葉の14歳の生誕祝い。
ハコムスの「葉っぱの妖精」の14歳の抱負は、「身の詰まった果実になる」だそう。
いつも伸びかなボーカルと曲想にあった表情で「癒しと安らぎとトキメキ」を与えてくれる万葉。
自分が納得のいかないパフォーマンスの時には、涙を流す姿も見せてくれて、それはプライドの表れなんだろうね。
そんなところも「推せる」と思う。
万葉の気持ち🍀🍀🍀 pic.twitter.com/f9XQQMvOxM
— ハコイリ♡ムスメ (@hako_musu) 2018年1月29日
全てが愛おしい。
そしてライブは後半へ。
ハコムスのオリジナルの秋冬曲「星降る夜の招待状」、「さよならのプリエール」。
そして、今日初披露のカバー曲へ。
「今までのハコムスにないラテンな感じ」「サビの独特な振り付けを生かして」という曲フリを聞きながら、最前列で「あっ!」と叫んでしまったが、まさにそこでひらめいた通り、河合その子の「哀愁のカルナバル」。
こういう大人っぽい曲を迫力をもって歌えるのが今のハコムスの強み。
強さと清楚さが同居したような雰囲気に圧倒された。
ここで告知。
2月13日のファーストアルバム「青春の音符たち〜Respect for 80's & 90's」の追加情報解禁。
まずはジャケット。
おニャン子クラブの「夢カタログ」をオマージュしたもので、会場からも感嘆の声が上がった。
リリリベは、2/12にららぽーと新三郷、2/13にヴィーナスフォート教会広場と発表。
教会広場はハコムスに似合う会場だと思うので何としても行きたいと思う。
また、3月には「全編生バンド」「カバー元のゲスト出演」ということで、関東ツアーを敢行すると発表。
「今年のハコムスは攻める」というリーダー我妻の言葉が力強い。
そして・・・
鉄戸美桜が、3月21日の定期公演をもってハコムスを卒業すると発表。
これについては、それなりに覚悟していたが、やはり寂しくないと言えば嘘になる。
だが、ステージで彼女自身の言葉で語るのを聞いて「気持ちよく送り出したい」と思うに至った。これに関しては、僕地震の心の整理がついたところで改めて書きたいと思う。
終盤は、「自分たちもこうありたい」という曲フリから「Like a Shooting Star」、最後に静謐な「無言のファルセット」。
現在の9人体制のハコムスは来月復帰見込みの星里奈が戻ってくることで「集大成」を迎える。
アルバムリリース、ライブツアー、鉄戸美桜卒業、この先もハコムスの<物語>は続いていく。
やっぱり今年もハコムスに行くことが多くなりそう。
終演後は、阿部かれんちゃんを15秒撮影。
(FUJIFILM X100F + NISSIN Di700A + Air1、F2、1/125、ISO800)
美少女揃いのハコムスの中でもひときわ目立つ存在感でビジュアル面でグループを牽引して行く予感。
最後に吉田万葉ちゃんと「14歳」チェキ。
万葉ちゃんの持つ「無垢な精神」にいつまでも癒されていたい。
(セットリスト)
1 アドベンチャー・ドリーム
2 犯人はあなたです
MC
3 割ってしまった卵(吉田・井上)
4 かわいい あたし(寺島・塩野・戸羽)
5 ちいさなBreakin' my heart(我妻・吉田)
6 FENを聴かせて(鉄戸・阿部)(初披露)
「2018年達成したいこと」
7 たしかなこと/小田和正(吉田)
吉田万葉 生誕
8 星降る夜の招待状
9 さよならのプリエール
MC
10 哀愁のカルナバル/河合その子(初披露)
鉄戸美桜 卒業発表
11 Like a Shooting Star
12 無言のファルセット