さんみゅ〜 × ハコムス「君の声、もっと聴かせて」(2部) @ AKIBAカルチャーズ劇場

アイドルの卒業・解散が続く中、”見本市”的なフェスよりも親和性のある2マン・3マンが面白い。

さんみゅ〜とハコムスはそんな親和性の高い2組。

かねて共演の機会が多かったが、今日は「冬曲」をソロでカバーをするという企画。

全2部のうち第2部に行ってきた。

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最初にさんみゅ〜とハコムスがステージに並んで挨拶。

そして、順番にグループのライブ。

ハコムスは、体調不良で鉄戸美桜・阿部かれん・井上姫月を欠く状況だったが、我妻桃実がメンバーをまとめ「アンブレラ・エンジェル」(おニャン子クラブ)、「ハコいっぱいのプレゼント」(ハコイリ♡ムスメ)、「約束のポニーテール」(三浦理恵子)を披露。

グループでもパフォーマンスは完璧だったが、この後にソロの控える4期生の緊張が手に取るように伝わる感じもあった。

次はさんみゅ〜。

「風のミラージュ」「純情マーメイド」「Good Bye~笑顔のままで~」という、聴かせる系のセトリ。

最後に自己紹介を持ってくるノンストップのセトリでじわじわと盛り上げた。

この辺は今度5周年を迎えるベテランの実力。

そして、ソロ

トップバッターは、ハコムスのスーパー小学生・戸羽望実。「雪の帰り道」(渡辺美奈代)を歌い、切なさをにじませたしっとりとした表現を聞かせてくれた。

次は、新原聖生による「DEPATURES」(globe)。相当な難曲だと思うが、圧巻の歌唱力。「どうせ歌うなら歌い甲斐のある曲にしたかった」とMC。さすが。

その後に出てきたのは、ハコムスの寺島和花。ドリカムの「Ring! Ring! Ring!」。明るいツンデレな歌詞で、自転車漕いで行く歌詞がわかちこにぴったり。この曲大好きだったってことを思い出させてくれた。

これは個人的に今日のソロのベストアクト。プロデュースの勝利かもしれないが、わかちこの努力も感じた。

続いては、さんみゅ〜の小林弥生の「夜空ノムコウ」(SMAP)。技巧に走らない朴訥な歌唱が、楽曲の世界観とぴったり。心に染み込んでくるようだった。

ハコムスのトリは、塩野虹で「大スキ!」(広末涼子)。広末に負けないくらいのアイドル力を持つなーちゃん。ステージの上の姿に目が釘付けになった。

大トリは、木下綾菜による「 I BELIEVE」(華原朋美)。ハイトーンが素直に綺麗に伸びて、聴いていて心地よかった。

奇しくも、昨日引退を表明した小室哲哉の曲が2曲も聴けることになって、なんだか感慨深くなった。

木下綾菜の「I BELIEVE」のCDは入場者特典としてもらえるものだった。

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そして、第1部の鉄戸美桜の「真夜中のドア〜Stay with me」のCDも入手。

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鉄戸さんはインフルエンザで急遽休んでしまったので、また別の機会に聴きたいと思う。

ということで、親和性の高い2組による合同イベントは幕を閉じた。

さんみゅ〜とハコムス、これからも折に触れて共演して行って欲しいと思う。


おまけ。

終演後、塩野虹ちゃんの私服衣装がかわいいので撮影にいった。

似合うよね。

(セットリスト)

(ハコムス)
1 アンブレラ・エンジェル/おニャン子クラブ
MC
2 ハコいっぱいのプレゼント/ハコイリ♡ムスメ
3 約束のポニーテール/三浦理恵子

(さんみゅ〜)
4 風のミラージュ
5 純情マーメイド
6 Good Bye~笑顔のままで~
MC

(ソロ)
7 雪の帰り道/渡辺美奈代(戸羽望実)
8 DEPATURES/globe(新原聖生)
9 Ring! Ring! Ring!/DREAMS COME TRUE(寺島和花)
10 夜空ノムコウ/SMAP(小林弥生)
11 大スキ!/広末涼子(塩野虹)
12 I BELIEVE/華原朋美(木下綾菜)