Culture Regular showcase vol.1 @ AKIBAカルチャーズ劇場

f:id:SHARP:20171112130658j:plainAKIBAカルチャーズ劇場で始まった新企画「Culture Regular showcase」。

カルチャーズで定期公演を行っているグループを集めてのショーケース的なフェス。

最前列の席を値段の高い「プレミアムシート」として販売する方法も、カルチャーズの公演では初めて導入された。

初回の今日は、ハコイリ♡ムスメ、さんみゅ〜、26時のマスカレイドが出演。

ハコムス

今や、カルチャーズの看板娘とも言えるハコムス。



特に何もなければ、普通の対バンイベントの一つになるはずだった。

だが、今日のライブ出演には大きな挑戦があった。

結成以来のオリジナルメンバーで、現在のリーダーの我妻桃実が欠席だったのだ。

出演するのは、昨年加入した3期生の吉田万葉(JC2)・井上姫月(JC1)、今春加入した4期生の寺島和花(JC2)・塩野虹(JC1)・戸羽望実(JS6)の5人。

いわゆる「ハコムス子供組」である。

ハコムス子供組だけでのイベント出演は初めて。

先週、我妻は吉田に「リーダー代行」を務めるよう指名していた。

そんな5人の出演。

緊張したところを表に出すことのない吉田リーダー代行が、出番直前に5人で円陣を組んでステージに向かう姿が公開された。

ハコムスのチームワークを感じさせる名場面。ここでカメラを回すハコムス運営GJ!


ハコムス子供組の5人はトップバッターで出演。

ハコムスのファン以外の、さんみゅ〜やニジマスのファンが劇場を埋め尽くす光景に、緊張を感じさせる表情も見せながら、CoCo@「乙女のリハーサル」で、一気にハコムスの空気を作り上げた。

自己紹介に続いて、おニャン子クラブカバーの「恋のチャプター A to Z」と「SE・KI・LA・LA」を元気いっぱいに披露。

JS6からJC2までで構成された子供組ならではのフレッシュな魅力を発揮。

激しいダンスで髪に留めていたリボンが落ちたり、曲紹介で一瞬間が開いたりしたが、それも子供組の初々しさを加速。

メンバー相互に助け合う姿が尊かった。

続いては、ハコムスの最新オリジナル曲「星降る夜の招待状」、「VIVA!トロピカル・サマーウォーズ」。

夢見心地になれるファンタジーな楽曲と、アップテンポでコミカルに楽しめる楽曲。

幅が広くて対極的とも言える2曲のオリジナル曲の持つ魅力を味わうことができた。

「次で最後の曲になります、うえーん」という塩野のお約束の泣き真似が場内の空気を和ませ、ここで今日のハイライトとも言える「約束のポニーテール」へ。

ハコムス子供組の武器の一つ、塩野虹のキャンディボイスの魅力が遺憾無く発揮されている(僕の文章には限界があるけど、上のTwitterのリンクに1分ほどの動画があるのでぜひ見て欲しい)

「約束のポニーテール」は去年の秋冬によく聞いていて、個人的には阿部かれん曲という印象が強いんだけれども、子供組のパフォーマンスは心に迫るものがあり、なんだか泣けてきてしまった。完全に保護者目線だけれども。。。

全曲終了後に、リーダー代行を務めきった吉田万葉が「ハコムスのファンの方も、そうじゃない方も、一緒に盛り上がっていただいてありがとうございました。私たちまだまだこれからも頑張りますので応援よろしくお願いします」と挨拶。

立派な挨拶にまた涙が出てくる。

ぽにょ、あなたの率いるハコムス子供組は立派に成し遂げたよ。。。

運営のカメラは、パフォーマンスを終えて楽屋に戻る5人の姿も逃していなかった。

リラックスした表情を見せるメンバーの中で、プレッシャーから解放されながら、小さなミスを悔いる吉田の涙。尊い。。。

「次また機会があれば頑張りたい」(吉田)
「ダメなら私が取っちゃうから」(井上)
「和花に取られるかも」(吉田)

台本なしのこんな会話が聞けるハコムス、将来が楽しみだと思う。

ということで、ハコムスの歴史に刻まれるライブ出演となった。

(セットリスト)

1 乙女のリハーサル
MC
2 恋のチャプター A to Z
3 SE・KI・LA・LA(吉田・井上・寺島・塩野)
MC
4 星降る夜の招待状
5 VIVA!トロピカル・サマーウォーズ
MC
6 約束のポニーテール
MC

さんみゅ〜

さんみゅ〜は、ハコムスとよく共演していて見慣れているのだけれど、今日は明らかに違った。

衣装が、めちゃくちゃオシャレだったのだ。

グレー系のチェックをどこかに取り入れた私服風の衣装。

個人的には、せにゃんのショートパンツと、まみりんの清楚なワンピースにやられた。

まみりんは髪型も変わっていて、全体的に精悍なイメージになっていて、これは始まってしまうと思った。


自己紹介では「ハコムスさん若くてやばい」「12歳から17歳の女の子って言ってたけどさんみゅ〜の場合は」「おい!」っていうMCの雰囲気も楽しい。

衣装とMCのことばかり書いているけど、楽曲のクオリティとか、ボーカルの表現力とか、その辺は言わずもがなのハイクオリティ。


ハコムス子供組の5人の初々しさも良かったけど、さんみゅ〜の5人のお姉さん感(と言っても若いんだけど)は、ステージで眩しいくらいだった。

来年はさんみゅ〜を見る機会を増やそうと思う。

26時のマスカレイド

トリはニジマス

ちょっとジャジーでスウィングしたフレイバーのOvertureで入場。

楽曲が始まると、ファンのMIXとコールが劇場内に響き渡る。

ボーカルも被せによって補強されていて、うねりが熱力を生んでいく。

衣装も楽曲も「26時」「マスカレイド」のコンセプトを活かした感じのものが多い。

ハコムスやさんみゅ〜とは明らかにベクトルの異なるアイドルで、あえて言えば、初期のマジカル・パンチラインに近い雰囲気。

ヲタクの熱さも通じるものがあるかな。

最後にスマホ・携帯での撮影タイム。

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個人的には、来栖りんちゃんがかわいいなと思った。


という感じかな。

18時30分開演で終演が20時過ぎ。

3組のライブを30分ずつ見せてくれる企画は良かったと思う。

持ち時間15分とか20分くらいのタイテで、目当てまでの時間を立って過ごすような対バンが多い中、カルチャーズのこの企画はそれなりにニーズがあるんじゃないかと思う。

メンバーを変えながら続いていくのだろうけれど、また次も見たいな。

個人的には、「ハコムス・AIS・桜エビ〜ず」なんか絶対見たい組み合わせ。

カルチャーズの今後に期待したい。