FUJIFILM XF10-40mm F4 R OISを使ってみた。
AKIBAカルチャーズ劇場の最前でハコムスの定期公演を撮影したのはこんな感じ。
画角としてはステージ一杯に広がったメンバーと全員が余裕で写る。換算15mmだからそれはそうだろう。
一方で、広角レンズ特有の歪みはなかなか大きく、周辺の人物はかなり歪む。
上の画像はPhotoshopでかなり手補正をしてようやく見られるレベルになった感じ。
ということで、このレンズは旅先なんかでスケールの大きな風景や建物を収めるのには重宝しそうだけれども、実際には旅に行く時には荷物を軽くするし、まして外歩きの時はコンデジくらいで撮るのがいいと思っている(7月のプラハ・ウィーン・ブダペストの旅行も全部コンデジで撮影)。
ということで、この画角での広角ズームはあまり出番がなく、かつ歪みが目立ってちょっと使いにくいというのが僕の結論。
そうは言っても、キットズームの広角端18mmではちょっと狭いんだよな、ということで、結局F2.8通しのXF16-55mm F2.8 R LS WRに買い換えてしまった。
いわゆる「大三元ズーム」的な装備って好きじゃないのに、描写と利便性を追求して行くと、結局のところ大口径ズームに至るという…
Xシリーズで言えば、別に「レッドバッジ」を揃えたい訳じゃないのに。
ということで、現在のシステム構成はこんな感じ。
ボディ:X-T1
標準ズーム:XF16-55mm F2.8 R LS WR
望遠ズーム:XF50-140mm F2.8 R LS OIS WR
広角単焦点:XF23mm F1.4 R
中望遠単焦点:XF56mm F1.2 R
フルサイズのデカくて重いシステムを処分してミラーレスに移行したので、なるべく軽快さを重視したシステムを組みたいのだけれど、光学的な描写で妥協したくないから、結局こうなる運命なのかな。