2年半使ってきたイヤホン・SONY XBA-A1が2度目の断線を起こした。
XBA-A1は、ハイブリッドドライバーが売りのモデルで、購入当時の実売価格は14000円。
音質面では低音から高音まで癖がなくバランスよく鳴らすタイプ。
「ハイレゾ対応」ではなかったが、これ見よがしなディテール強調もない良いモデルだった。
(購入時エントリー)
sharp.hatenablog.com
去年一度断線を修理し、今回二度目の断線。
もちろん数千円をかけて再修理するという選択肢もあるが、どうせなら数千円の予算で買えるモデルを探してみようとビックカメラへ。
SONYのハイブリッドドライバーラインは、値段が上がっていてなんだかなあとう感じ。
1時間以上試聴を重ねて行き着いたモデルは、ONKYO E700M。
ONKYO E700M イヤホン カナル型/ハイレゾ対応 ブラック E700MB 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: オンキヨー
- 発売日: 2015/11/30
- メディア: エレクトロニクス
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音質的にはXBA-A1と似た傾向で、音域のバランスが良く、ハイレゾ対応を謳いながらも、高音強調は少なめで聴き疲れが少ない。
iPhone対応のリモコン・マイクもついていて、ボタンで「一時停止、戻り、送り」ができる。
いざとなれば、ハンズフリーで通話もできるという多機能。
スペックの比較は以下の通り。
(SONY XBA-A1)
駆動方式 ハイブリッド型(ダイナミック型+バランスド・アーマチュア型)
構造 密閉型
再生周波数帯域 5Hz~25kHz
インピーダンス 24 Ω
音圧感度 107 db
最大入力 100 mW
ドライバ口径 9 mm
(ONKYO E700M)
カナル型 駆動方式 ダイナミック型
構造 セミオープン
再生周波数帯域 6Hz~40kHz
インピーダンス 32 Ω
音圧感度 108 db
最大入力 30 mW
ドライバ口径 13.5 mm
E700Mの価格は、定価14000円台、ビックカメラで8000円台だったが、あいにく在庫はなし。
ということで、Amazonで購入。6900円くらい。結果的にAmazonのが安かった。
現在、エージングしながら、イヤープラグを色々と試しているところ。
音のディテールを追求するならば通常のプラグ、バランスの良さを極めるのであればコンプライの方がいいかなあという印象。
ブラインドテストしたら、1万円〜2万円のクラスの音がアンダー7000円で手に入るのだから、これはオススメ。
久しぶりにコスパのいいイヤホンを買ったという満足感。
ちなみに、完全に蛇足だけど、1万円前後で一番音質が良かったのは、やはりカナル型ではなくモニターヘッドホンで、オーディオテクニカのATH-M40x。
audio-technica プロフェッショナルモニターヘッドホン ATH-M40x
- 出版社/メーカー: オーディオテクニカ
- 発売日: 2014/02/14
- メディア: エレクトロニクス
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持ち出すと荷物が増えるのでぐっと堪えたけど、やっぱりヘッドフォンは広がり感が違うよね。