プラハ・ウィーン・ブダペスト(4日目)

昨夜ウィーン中央駅に到着。

タクシー乗り場に行って待機中のタクシーの乗ろうとしたら、隣に停めているタクシーに誘導される。ほとんど23時近くて、4時間の列車の旅で疲れていたこともあって、なすがままに。

いわゆる「白タク」で、信号待ちでもメーターが進むのでアレなんだけど、7ユーロくらいで行くところを12ユーロだったからまあいいか。

さて、気を取り直して翌朝。

まずは、ウィーン美術史美術館へ。

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開館の10時に行くとそれなりの行列。

古代エジプトからギリシャ・ローマを経て、中世、近代と一通り展示してある。スケールは違えど、パリのルーヴルとか、ロンドンの大英博物館的なコンセプト。

ブリューゲルのいわゆる「大バベル」。

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そして、フェルメールの最大サイズの作品「絵画芸術」も。

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フェルメールは作品数が少ない割に割とあちこちに点在しているので、こういう機会は逃さずにいたい。

ということで、美術史美術館、ゆっくりと見ていたら5時間半が経っていた。

この流れで、道の向かいにあるレオポルド美術館へ。

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クリムトとエゴンシーレが見られると思って行ったら、クリムトは形ばかりでほぼエゴンシーレづくし。

感受性の豊かすぎる画家で、不安を体現したような作風だから、ずっと見ていると色々と来るものがある。

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彼の生涯を示した「年表」を、みんな食い入るように見ていた。

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18時になると美術館は閉まるのだけれど、外はまだまだ明るいのでシュテファン大聖堂あたりをぶらぶらする。

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人気の観光スポットという感じ。

ウィーンなので、できればオペラとかオーケストラを楽しみたいところだけれど7月・8月は長い夏休みなんだよね。そこは残念。

ということで、街の中にある聖ハンナ協会でカルテットを楽しむ。

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終わると、ほぼ22時。

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夜、知らない街をぶらぶらするのはなかなか楽しいよね。

ウィーンは治安もいいから、安心して散歩できる。

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プラハに比べると、だいぶ現代的で洗練されている街で、ここは色々な人に勧めやすいなと思った。