映画「美女と野獣」(アニメ)

先月、エマ・ワトソン主演の「美女と野獣」を見てきたばかりだが、劇団四季のミュージカルは見たことがあるものの、原作アニメは見ていなかった。

ということで、今回、改めてディズニーのアニメ版を見た。

時間的には90分程度ということで結構コンパクトだが、人物造形、プロット、楽曲はさすがオリジナルという感じ。

特に、新作の実写化に貫かれているベルの「何にも囚われない」という人物造形は、こちらのアニメの時点でとっくに完成していて、21世紀を待つまでもなかった。

アニメ的な評価で言えば、あまりモブキャラが動いていない場面も多く、少し古さを感じさせるところもあったが、良い歌に包まれてグイグイ引き込まれる作品だった。