「ローガン/LOGAN」はローガンの最後の生き様を描き、後継者にバトンを渡す物語であった。
だが、彼自身の物語はこの「ウルヴァリン:X−MEN ZERO」により描かれてる。
遥か昔から不老不死の肉体を持って生きて行く物語。
その彼がいかにして「ウルヴァリン」になったのかというのが描かれる重要な作品。
当然だが、いろいろなところで「ローガン/LOGAN」のオマージュになった場面があって、物語の<再生>が図られていることが改めてわかった。
ヒュー・ジャックマンの「若さ」が漲っていて、アクションも、心理劇も、見せ場が多かった。