昭和アイドルアーカイブス スペシャル@東京カルチャーカルチャー

ハコムスの「Respect for」公演で気になっていた「昭和アイドルアーカイブス」。

そのスペシャルイベントが東京カルチャーカルチャーで開催されるということで、行ってきた。

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この日は、ハコムス、さんみゅ~、少女隊といった昭和アイドルに所縁のあるグループだけでなく、おニャン子クラブのメンバーだった内海和子立見里歌というレジェンドがゲストに来るということもあって、チケットは早々にソールドアウトという盛況。

この日のMCは、橘はるか(Ange☆Reve)。

第1部「テーマ:おニャン子クラブ

音源紹介

ハコムスのメンバー6人とねね(いちごみるく色に染まりたい。)がステージに登場し、音源を紹介しながらのトークショー

1 避暑地の森の天使たち/おニャン子クラブ
2 恋はくえすちょん/恋はくえすちょん/おニャン子クラブ
3 星座占いで瞳を閉じて/おニャン子クラブ
4 およしになってねTEACHER/おニャン子クラブ
5 シンデレラたちへの伝言/高井麻巳子
6 天使のボディーガード/岩井由紀子

1,3,5がハコムスのリクエスト、2,4,6がねねのリクエスト。

曲が流れているときには、ハコムスメンバーが振付をしたり、リップシンクをしたりして、客席からはクラップが起きていた。



ミニライブ(前半)

ハコムス定番の「真っ赤な自転車」はこういうシチュエーションにぴったり。

2曲目の「うしろゆびさされ組」は、ねねと橘はるかのコンビにハコムスといちごみるく色がバックダンサーで盛り上げるというコラボ。メインボーカルのハモりも綺麗だったし、ハコムスのメンバーがサビで大きな「指」を付けていたの、オリジナルへのリスペクトがあった。

(セットリスト)

1 真っ赤な自転車(ハコムス)
2 うしろゆびさされ組(ねね from いちごみるく色に染まりたい。 + 橘はるか from Ange☆Reve、with ハコムスといちごみるく色に染まりたい。)

ゲスト登場~ミニライブ(後半)

そして、いよいよ内海和子立見里歌が登場。

僕自身、生でステージを見るのは初めての経験で、あの「会員番号に続いて名前を言う」スタイルの自己紹介に感動。

お二人ともすごく自然体で、プライベートでも仲がよさそう。素敵な感じに年齢を重ねていて、内海さんはいまでもかわいさを失わず、立見さんはとぼけた雰囲気でユーモアを忘れない。私服もオシャレだった。

出演者から質問を受けるコーナーも盛り上がる。

Q.年長組として年下のメンバーをどうまとめていましたか(ハコムス我妻桃実)
A.おニャン子では特にそういうのはなかった(笑)

Q.当時の「楽しみ」は何でしたか(橘はるか)
A.バブルだったので、海外ロケにはファーストクラス(一部メンバー)。現地でルイ・ヴィトンを貸し切りにしたりした(内海)
 普段のおこずかいは少なかったから、海外ロケのときにみんなでブランドショップに行くくらいしか楽しみがなかった(立見)

Q.どうしたらそんなにかわいくなれますか(ハコムス井上姫月)
A.それ以上かわいくなってどうするの?(笑) ちゃんとしたものを食べて、運動することかな。

Q.いろんなメンバーがいたと思いますが、お二人はどういう気持ちでおニャン子をやってたんですか(ハコムス我妻桃実)
A.私は2歳の頃から子役のお仕事をしていたので、オーディションを受けたりして芸能人になるって決めていた(内海)
 大学のミスコンで優勝した流れでオールナイトフジに出ておニャン子に入っていた(立見)

ハコムスの定期公演で当時の歴史を教えているだけあって、我妻の受け答えは完璧。

最後に「私たちに何か質問ありますか」と余裕も。


Q.私たちの頃はTVでの活動が主だったけど、今のアイドルさんはライブ活動が中心。そのことをどう思ってるのかな(内海)
A.特典会でダイレクトに感想が聞けるし、それで次にこうしようとか考えられるのでやりがいがある(ハコムス我妻桃実)
 温かい雰囲気に包まれている(ハコムス井上姫月)

ここで会場から拍手が起きた。


盛り上がったところで、いよいよレジェンドアイドルと現代アイドルのコラボへ。

まずは、立見里歌をメインに据えたニャンギラスの「私は里歌ちゃん」。

ハコムスの我妻桃実・吉田万葉・塩野虹の3人が加わり、強力な編成。

そして、おニャン子クラブの「夏休みは終わらない」。

フロント4人に、内海和子、吉田万葉(ハコイリ♡ムスメ)、ねね(いちごみるく色に染まりたい。)、橘はるか(Ange☆Reve)。

ハコムスの吉田万葉がセーラーズのトレーナーを着ていて、曲の感想で内海とハイタッチを決めていて、胸が熱くなった。

これは「神イベ」と呼んでいいと思う。

(セットリスト)

3 私は里歌ちゃん/ニャンギラス(立見里歌、ハコムス我妻桃実・吉田万葉・塩野虹)
4 夏休みは終わらない(内海和子、ハコムス吉田万葉、ねね いちごみるく色、橘はるか Ange☆Reve)

第2部「テーマ:松田聖子サンミュージックアイドル」

ここで、出演者がさんみゅ〜とGEM・南口奈々に交代。

音源紹介(松田聖子

1 青い珊瑚礁
2 チェリーブロッサム
3 真冬の恋人たち
4 秘密の花園
5 瑠璃色の地球


1,2はさんみゅ〜、3,4,5:南口奈々(GEM)のリクエスト。

さんみゅ〜は当然なんだけど、南口の松田聖子愛が想像以上に凄かった。

ミニライブ(松田聖子カバー)

1 赤いスイートピー(西園、新原 from さんみゅ〜、ピアノ生演奏)
2 裸足の季節(南口奈々 from GEM)

さんみゅ〜の"西原"の二声ハモり絶品だったし、南口ソロは聖子リスペクトに溢れてた。

音源紹介(サンミュージックアイドル)

1 ファースト・デイト/岡田有希子
2 21世紀まで愛して/水谷麻里
3 ロコモーション・ドリーム/田村英里子
4 ひなげし/中島美智代

知らない曲が多くて、「懐かしい」というよりも「新鮮」という感じ。

ミニライブ(サンミュージックアイドル メドレー)

さんみゅ〜によるメドレー(打ち込み音源)

渚のバルコニー/松田聖子(82年)
くちびるNetwork/岡田有希子(86年)
赤い花束/中島美智代(91年)
リップスティック/桜田淳子(78年)

これも初めて聞く音源だったけど、バラエティに富んだ4曲を上手くつないでいる作品だった。



この後は、少女隊へと続くのだけれど、自分の予定もあってここで退出。


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満足感の高いイベントだった。

この昭和アイドルアーカイブスのライブイベント、次回は、7/8(土)AKIBAカルチャーズ劇場でさんみゅ〜、ハコムス、そしてレジェンド・渡辺美奈代を招いて行われるとのこと。これも神イベになりそうだね。

特典会

ハコムスの特典会に参加。

ツインテールの塩野虹ちゃんかわいい。

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そして、セーラーズを着た吉田万葉ちゃん。ピンクのリボンも似合っていて、昭和アイドルをオマージュした雰囲気が出ていた。

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行ってよかった。