ミュシャ展@国立新美術館

ミュシャ展を観に、国立新美術館に行ってきた。

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ミュシャと言えばポスターやデザイン。

そうなんだけど、晩年の彼が10数年かけて描いていたのは20年に及ぶ大作「スラヴ叙事詩」。

プラハに行かないと見られないと思っていたが、それが今回来日。

「女性の美」をオシャレに描くこと長けていたミュシャが、愛の対象を「スラヴ民族の歴史」に取り、連作の最後の作品はなんと「人類」のスケールへ。

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(「スラヴ叙事詩」より「スラヴ民族の賛歌〜スラヴ民族は人類のために」)

芸術家の晩年のライフワークに「魂」を見る思いがした。