2017-03-17 ミュシャ展@国立新美術館 アート ミュシャ展を観に、国立新美術館に行ってきた。 ミュシャと言えばポスターやデザイン。そうなんだけど、晩年の彼が10数年かけて描いていたのは20年に及ぶ大作「スラヴ叙事詩」。プラハに行かないと見られないと思っていたが、それが今回来日。「女性の美」をオシャレに描くこと長けていたミュシャが、愛の対象を「スラヴ民族の歴史」に取り、連作の最後の作品はなんと「人類」のスケールへ。 (「スラヴ叙事詩」より「スラヴ民族の賛歌〜スラヴ民族は人類のために」)芸術家の晩年のライフワークに「魂」を見る思いがした。