精一杯届けよう 二度とないストーリーを
声が枯れるまで……叫ぼう!
(「好きだ。」Little Glee Monster)
AISの生誕企画の4回目は、今月13日に14歳の誕生日を迎えた徳久陽日の生誕企画。
場所は恒例の渋谷「東京カルチャーカルチャー」。
前半は、「おバカキャラ」として親しまれる徳久へのクイズ「はるはるQ」。
はるかの珍回答を他のメンバーも予想するという企画だが、かなり予想が当たっていて、メンバーに理解されているなと思わされた。
後半は、「AISの歌姫」徳久陽日のライブ。
ソロでの「好きだ。」(Little Glee Monster)に始まり、朝熊萌がラップで参加した「ツヨクツヨク」。
そして、持前の歌唱力で聴かせる「枯葉のステーション」(SKE48松井玲奈)、「I BELIEVE」(華原朋美)。
ハスキーボイスに、情感のこめられた表現力のボーカル。最高。
ライブの最後の曲は、磯前星来がハモりの応援に入り、「キャプテンは君だ!」を。
さすが「AISの歌姫」と唸らされた。
ライブが終るとプレゼントのケーキや花束やメッセージカード入りのアルバムが贈られる。
ファンからは徳久の顔写真入りの「じゃがりこ」もプレゼントされた(メンバー達は中身の入っていないものを受領)。
生い立ちのビデオが流れた後、ここまでの軌跡と14歳の抱負を語るはるか。
入院中お見舞いに来た娘の鼻歌を聞いたはるかの母親が「もっと多くの人に歌を聴かせたい」と本人に内緒で歌手のオーディションに応募。4次審査で落ちたものの、SMAに「アイドルにならないか」と勧められこの世界に入ったということ。14歳には「魅せるダンス、聴かせる歌」を目指すとの抱負を語った。
ということで、「おバカキャラ」と、ソロ曲中心に5曲を聴かせる「AISの歌姫」の顔とのギャップで魅せた1時間半。
SMAから「アイドルにならないか」と勧められたとき、最初は抵抗があったとか、レッスンで苦労したとか、今だから話せるエピソードも交えつつ、「アイドル・徳久陽日の魅力」をたっぷり見せた。
少女の尊い想いに触れることで磨かれる感受性もある、そう思った。
次回の生誕企画は、朝熊萌。日程は未定だそう。
(セットリスト)
1 好きだ。/Little Glee Monster*
2 ツヨクツヨク/mihimaru GT**
3 枯葉のステーション/SKE48松井玲奈*
4 I BELIEVE/華原朋美*
5 キャプテンは君だ!***(*徳久)
(**徳久+朝熊)
(***徳久+磯前)