読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

いつか見ててね 素敵な女性(ヒト)になるわ―ハコイリムスメ「水曜定期〜少女たちの物語〜失恋編」@AKIBAカルチャーズ劇場

あなたがそうくれた愛を忘れない
いつか見ててね 素敵な女性(ヒト)になるわ
ハコイリムスメ「さよならのプリエール」)


昨日、T-Palette内の新レーベルPENGUIN DISCから初の全国流通CD「ハコいっぱいのプレゼント」をリリースしたハコイリムスメ

CDショップでのリリースイベントを連日こなしているが、今日も西武船橋でのリリイベ2回を済ませてからのAKIBAカルチャーズ劇場での水曜定期公演。

f:id:SHARP:20161124115824j:plain

この水曜定期公演は、いま「〜少女たちの物語〜」というサブタイトルがつけられていて、前回は「ツンデレ編」だったが、今回は「失恋編」。

ハコムス好きな僕からしても「公演全部が失恋ソングって地味にならないかな?」と心配していた。

だが、そんな不安は、冒頭の星里奈の朗読を聴いた瞬間に吹き飛んだ。

f:id:SHARP:20161124120110j:plain
(星里奈)

失恋をきっかけにして自分の内面を見つめるような朗読。そして、全員での「なぜ?」(CoCo)。

曲の間奏でポエトリー・リーディングが入り、次の曲「土曜日のタマネギ」(斉藤由貴)では冒頭に鉄戸美桜のセリフ。これもぐっと世界に引き込まれる。

f:id:SHARP:20161124120636j:plain
(鉄戸美桜)

「失恋の女王」などとネタ的に言われる鉄戸だけれど、少し湿ったような内省的な歌唱表現はハコムス随一。

ポエトリー・リーディングで曲をつなぎながら「レイニィガール」(アイドリング!!!)そして「泣かないでエンジェル」(Qlair)。

ひたすら内面に潜っていくような「失恋ソング」4曲連続の披露の後、ようやく自己紹介。

そして、各メンバーからお気に入りの失恋ソングのワンフレーズを紹介するプレゼンコーナー。

最年少の井上姫月ちゃん(JS6)が「今夜、わたしいらないオンナになりました」を紹介したの面白かった。他のメンバーから「ドラマのタイトルみたい」とか言われてたのも。

プレゼンの熱さでは、「家庭のある教師への片想い」を語ったぽにょこと我妻桃実が最高にキモかった(ほめてます)

f:id:SHARP:20161124123452j:plain
(我妻桃実)

プレゼン企画は、最終的に観客の拍手の大きさで優勝を決めるが、今回は、失恋の女王・鉄戸と新失恋の女王の座を伺う星の一騎打ち。で、優勝はぶっちぎりでこの人。

みおてつど最強(笑)

プレゼン企画が終わると、ユニット曲でライブ再開。

女王・鉄戸と神岡のペアで「あたしの靴あなたの靴」(チェキッ娘)。

aikoの楽曲だけあって、失恋の生々しさが痛いくらい。

f:id:SHARP:20161124123332j:plain
(神岡実希)

鉄戸・阿部・星で「パジャマでドライブ」(Qlair)。

f:id:SHARP:20161124123407j:plain
(阿部かれん)

全員揃って、ハコムスオリジナルの「さよならのプリエール」。

この曲はバレエをモチーフに入れたダンスなんだけれど、経験者の鉄戸、現役の吉田万葉のポーズが美しくて曲に引き込まれる。

f:id:SHARP:20161124123228j:plain
(吉田万葉)

最後は少し「Be My Diamond!」(ribbon)。

この曲が終わると20時。小学生の井上姫月のシンデレラタイムになってしまい、途中で退出。

最後の挨拶が「ちゃんとしめてってね!」っていうのが強気の井上らしかった(笑)

f:id:SHARP:20161124123211j:plain
(井上姫月)



失恋ソングを集め、間奏にポエトリーリーディングを挿入。こういう演出がかったライブはハコムスの独壇場。

いまこういうライブができるのって、ハコムスくらいなんじゃないの?

沸き重視のアイドルシーンに飽き足りなくなってる楽曲派()が、どれだけハコムスのライブのことを知ってるの?

と思う。

2年前に新人公演をしていたハコムスとはメンバーも半分くらい入れ替わってグループのカラーが変わってるし、今週開催しているインストアのリリイベでは決して見ることのできないコアな表現がここにあって…と大声で言いたい気持ち。

一方で、この箱庭のような美しい世界を自分の手の届くところでじっくりと愛でていたいという気持ち。

矛盾しているのかもしれないけれど、今のハコムスは他のどのアイドルとも違っていて、見ていて心が満たされる。

3期メンバー(星里奈、吉田万葉、井上姫月)のパフォーマンス面での成長も著しいし、成長の裏側にある向上心が垣間見れるのも、楽曲派()としてはたまらないものがある。

あなたがそうくれた愛を忘れない
いつか見ててね 素敵な女性(ヒト)になるわ
ハコイリムスメ「さよならのプリエール」)

この歌詞にあるように、どんどん素敵な女性になっていくメンバーから目が離せないのが今のハコムスなんだよね。

(セットリスト)

1 なぜ?/CoCo
2 土曜日のタマネギ/斉藤由貴
3 レイニィガール/アイドリング!!!
4 泣かないでエンジェル/Qlair
5 あたしの靴あなたの靴/チェキッ娘(鉄戸・神岡)
6 パジャマでドライブ/Qlair(鉄戸・阿部・星)
7 さよならのプリエール
8 Be My Diamond!/ribbon