国立新美術館で開催されているダリ展に行った。
若き日の秀作、キュビズムを経て個性が開花した傑作群の前半を経て、映像作品への挑戦や、渡米してからの商業色の強め、晩年に欧州に回帰するまでを編年的に並べた充実の展示。
美術史の画集に載ってるような有名作品は少ないが、生涯を通じたダリの「生き様」を垣間見るような充実した内容。
ディズニーとのコラボによる映像作品もあって、なかなか面白かった。
中学生の頃、シュールレアリスムなダリが大好きだったが、今回の展示では個人的に「これ!」と思える作品を見出すには至らなかったものの、「ポルト・リガトの聖母」には、ダリなりの原子核観が描かれていて見応えがあった。
グッズが色々ある中で一番ひかれたのは、画家が妹をモデルに描いた「窓辺の少女」のポスター。
ためらわず購入。額に入れて部屋に飾りたいけど、縦に長い変形だからちょうどいいサイズがなさげ…