TPD DASH!!が初めてのお芝居「DASH!!一本火事のもと!!」を披露するということで、秋葉原のガジェット通信フロアに行ってきた。
ガジェット通信フロアはフラットなスペース。ステージ高は約25cm、プロジェクター用スクリーンあり。
座席はA〜C各7、D〜G各6の計45席。後方に別途関係者席9。
舞台は昼の部(12時~)と夜の部(18時~)の2部制。両方を観ると完結するという仕立て。
黒須遥が扮する男子高校生のハルオを主人公とする学園もの。他のメンバーは、自身のキャラクターと重なるところがあるようなないような…
ラブコメ風の展開になるかと思いきや、揺れ動く思春期のアイデンティティ、やり場のない衝動、思いがけない人と友情を結ぶ絆などなど見どころ十分。
学園モノということで、DASH!!メンバーの制服姿がまぶしかった。
DASH!!一本火事のもと、1部無事終了♡
— TPD DASH!! (@TPD_DASH) 2016年10月8日
皆さんいかがでしたか???
メンバーは現在2部のリハ中!
お芝居の後半もお楽しみに(◍•ᴗ•◍)
ニコ生URLはこちら↓https://t.co/wCnLEud29B#TPD_DASH pic.twitter.com/4bgMZwO5pk
昼の部、夜の部とも、演劇パートが約60分、そしてその後のショーが15分。最後に自己紹介と感想を一人ずつ話すという構成。
3年来DASH!!の指導に携わる田鍋謙一郎が脚本・演出・出演ということでメンバーの魅力を引き出す。
どのメンバーも役になり切って伸び伸びと演技していて、アイドルのステージとは違った顔を見せてくれた。ミュージカル風に楽曲パートもあったが、圧巻だったのは、キッド咲麗花によるアコギ弾き語り「ラッキー・ラヴ」。ギターもボーカルもマイクなしのアンプラグドでごまかしのない正面勝負。それを、緩急つけたり、抑揚つけたり、しまいには演技も混ぜて聞かせるのだから、これはすごい才能。
大掛かりな舞台装置こそないけれど、きちんと作りこまれた世界観があって、初期の新生TPD(ややこしいな)の「1×0」を思い出すところもあった。株式会社キューブって感じ。
あと、キッド咲麗花の才能が溢れすぎていて今回も圧倒された。
応援に入った3人の少女も活躍。友人役で女子3名が出演。演技スキルもルックスも高水準で自己紹介を静聴していたが、昼の部では「さとうえりか」「かまたともか」の次の子が「12 才小学6年生の…」と言ったところでどよめきにかき消されて名前が聞こえず悔しい思いをした。
夜の部でしっかりと自己紹介を聞いたところ、さとうえりか (JK1、16才)、かまたともか(JK1、16 才)、いのうえここな(JS6、12才)だそう。年少の井上心菜ちゃんは、2013年の「TOKYO GIRLS☆CHALLENGE VOL.1」でモデル総合グランプリを受賞。確かに二人のJK1に負けない大人っぽさがあった。
TPD DASH!!は、キレキレのダンス、ひたむきなボーカル、豊かな表情、テンポのいいMCを武器に僕を魅了し続けているけれども、今日の公演で「演技」という武器が加わった感じ。
途中告知があり、11月23日(祝)にAKIBAカルチャーズ劇場でワンマンライブを行うということ。
DASH!!のワンマンはだいたい観に行っているので、これはぜひ行きたい。
今日実力を見せてくれたような、演劇的な表現をどこかに入れてほしいな。
終演後は物販・特典会へ。
コンプはできなかったけど、今日のいい記念になった。
昼の部では榎並利紗ちゃんに、夜の部ではキッド咲麗花ちゃんにおみくじ写真を引いてもらって、そのときに少し会話ができた。