沸けるアイドル現場とじっくり聴けるアイドル現場のどっちが好きですか?
僕は両方好き。
両方楽しみたいというオタクの夢をかなえてくれるところがそれほど多くはないけれど、今ならつりビットはその筆頭かも…
原則として隔週で開催されているAKIBAカルチャーズの定期公演。
前回が7月4日だったから、今回はちょっと間が開いたかな。
最初は「裸足のマーメイド」。MIXも入るけれども、イントロや間奏では息の長いギターのフレーズを楽しむこともできる。
【公式】つりビット『裸足のマーメイド』MV Full ver.
今日のテーマは「ギョギョギョ夏休み」。「夏休みにしたいこと」というテーマMCを挟んで、「Chuしたい」「ギョギョギョムーチョ」という沸き曲連続。
【公式】つりビット『ギョギョギョムーチョ』MV Dance Shot ver.
出演時間短めのフェスならこの3曲で十分戦えるっていう感じのレパートリーだけど、そこで終わらないのがつりビットワールド。
聞間彩と安藤咲桜の二人組によるカバー曲「渚でシンドバッド」を初披露。
さらっと歌っていたけれど、つりビット初となるハモリ。上パートはさくちん、下パートはちゃんあや。キレイなハモリだった。
そしてマイクスタンドを運び込んで「渚でラテアート」。渚つながり。そしてつりビット初となるマイクスタンドでのパフォーマンス。
この曲のダンスは振付の先生がマイクスタンドでの披露をイメージしたそうで、今日は完全にマイクスタンドバージョンになっていた。
ミドルテンポのシティポップからは「おさかな形キャンディー」「カモメペリカンストーリー」「潮風日記」とバラードを連発。
これはホールライブだったら、観客を座らせて聴かせるパート。こういうじっくり聴けるパートはいいなと思う。
歌い終えると、場内からは力強い拍手が響いた。
ちゃんあやの「次で最後の曲です」に、観客は「えー!!」と絶叫。
そこからは鉄壁の沸き曲パートで「ニガシタサカナハオオキイゾ」「真夏の天体観測」「負けないガッツ〜いつか世界を釣り上げます〜」。フェスとかならこの3曲というのもあるかも。
特に「負けないガッツ〜いつか世界を釣り上げます〜」は、うれしいサプライズだった。
ということで、沸く楽しさと聴く楽しさが絶妙にブレンドされたステージのつりビット。
今一番自分との波長が合う現場だと思う。
(セットリスト)
1 裸足のマーメイド
テーマ「ギョギョギョ夏休み」
2 Chuしたい
3 ギョギョギョムーチョ
4 渚のシンドバッド(聞間&安藤)(初披露)
5 渚でラテアート
6 おさかな形キャンディー
7 カモメペリカンストーリー
8 潮風日記
9 ニガシタサカナハオオキイゾ
10 真夏の天体観測
11 負けないガッツ〜いつか世界を釣り上げます〜