ハコイリムスメの3月の定期公演は、たまちゃんこと内山珠希の卒業公演。もちろんソールドアウト。
たまちゃんと言えば「夏」。ということで、純白の夏衣装で登場。
ハコムスの初のオリジナル曲「微笑みと春のワンピース」から、卒業する先輩に贈る「約束のポニーテール」(三浦理恵子)。
MCの自己紹介に続いては、アイドリング!!!曲3連発。
「baby blue」、「夏色キッス☆」、「レモンドロップ」。この辺の曲大好きなので、アイドリングが事実上なくなった今、ハコムスのメンバーが生き生きと歌っているのを見られるのはうれしい。
メンバーがステ―ジから去ると、正面のスクリーンには、内山珠希のオーディションからの映像が流れる。
自由奔放だが、周囲に気配りをしているたまちゃんの魅力が伝わってくる。
制服衣装に着替えたメンバーが登場すると「Be My Diamond!」「なかよし」を続けて披露。
続いては、メンバー一人一人がたまちゃんへの手紙を読み上げていく。ビデオメッセージでは、先に卒業した門前亜里も登場。
最後に劇団ハコムスで「内山、卒業するってよ」的な劇が展開され、その流れで「じゃあね」へ。
たまちゃんの最後の挨拶は、「正直いって将来のことは何も決まっていないけれど、みなさんとの想い出は一生の宝物。これからもどこかであったらよろしくお願いします」的な内容。これを話し終えると、たまちゃんはマイクをステージに置いて、舞台を去った。
感動に包まれながら、客席がアンコールを促すと、極彩色のサマードレスに花冠にサングラスというド派手な夏衣装に着替えたたまちゃんがメンバーを引き連れて登場。メンバーは「LOVE PEACE WORLD」Tシャツ
「シャナナ」(MINMI)では舞台から花道に降りて来るし、続く「海へ行こう」(チェキッ娘)で気分はもう真夏。
次にメンバーからの餞別ということで、山盛りのから揚げが用意され、ここで長年にわたる「からあげ戦争」が幕を閉じた。
そして、満を持して、たまちゃんを象徴する「夏に急かされて」。これは、間奏での決め台詞"Love Peace World"を4連発する Special version。花道で決め台詞を連発するたまちゃんの姿を見て、もうこういう逸材はハコムスからは出ないかもしれないなと思った。
卒業公演とは思えないくらいからっとした雰囲気で後味も良かった。
きっと明日になったら寂しい気持ちになるんだろうけど、ここまでやりぬいてくれたから、個人的にはもう何の悔いも残らない。
ありがとう、たまちゃん!
(セットリスト)
1 微笑みと春のワンピース
2 約束のポニーテール/三浦理恵子
3 baby blue/アイドリング!!!
4 夏色キッス☆/アイドリング!!!
5 レモンドロップ/アイドリング!!!
6 Be My Diamond!/ribbon
7 なかよし/チェキッ娘
8 じゃあね/おニャン子クラブ
(アンコール)
en1 シャナナ/MINMI
en2 海へ行こう/チェキッ娘
en3 夏に急かされて ("Love Peace World"4連発 Special version)
新メンバー加入
ちなみに、この公演では、ハコイリムスメの4人の新メンバーのお披露目があった。
樋井 紅陽 JK1
星 里奈 JC2
吉田 万葉 JC1
井上 姫月 JS6
(学年は4月からの新学年)
紅陽(あさひ)ちゃんは背が高くて大人っぽく珠希イズムを引き継ぐと宣言。里奈ちゃんは真面目そう。万葉(まんよう)ちゃんは「森から生まれた妖精」という不思議ちゃん。姫月(ひるな)ちゃんは2005年生まれの10才。背も低くマスコット的な存在。ハコムスも楽曲派()のストライクゾーンに来た。
っていうか、真面目に言えば、明らかに未来志向だよね。
これは今後の定期公演からも目が離せない。