FUJIFILM X70が2/18に発売予定

「スナップシューター」―なんていい言葉だろう。

最初にスナップの楽しさを教えてくれたのは、RICOHGR Digitalだった。

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広角28mmの画角がもたらす遠近感、単焦点ならではの歪みのない描写。そして、コンパクトなサイズと起動時間の短さ。

21mmのワイコンを付けると、大抵のロケーションは画面に収まった。

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その後、デジカメの進化の中で、GRも何度かバージョンアップされたが、僕は新たなスナップシューターを求めて、コンデジ選びの放浪の旅に出た。

OLYMPUS XZ-1、SIGMA SIGMA DP2 MerrillLEICA X1、そしてPanasonic GM1…

だが、「帯に短し襷に長し」とは良く言ったもので、なかなか「これ」という「スナップシューター」には出会えていない。

そんな中、FUJIFILMが、X70を発売する。

fujifilm.jp

X100シリーズに近いものの、ファインダーはなく、28mmの単焦点APS-Cサイズのセンサー。そして軽量コンパクト。

RICOH GR2のライバルとして満を持してFUJIが送り出してきたスナップシューターである。

実機を触っていないので何とも言えないが、スペックを見る限りは、GR2に十分対抗できそうだし、何と言ってもFUJIの絵作りは魅力的である。特にGRの「派手さのない」絵に慣れ親しんだ目には、FUJIの画像エンジンが生み出すJPEGはドラマチックに映る。

この手の機材は出たときに買って、何度か使って自分に合わなければすぐに売ればほとんど値落ちせずに処分できるということもあり、とりあえず買ってみようかと思っている。