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断捨離(6)―車を売る

自動車 雑記

ここまでのエントリーで、車を手放すとか、カーシェアリングの会員になるという話を書いてきた。

でも、車を売るところはまだ書いていなかったと思う

どんな資産でも同じだけれども、いくらでもいいということなら売るのは簡単。

だけど、少しでも高く売りたいということであれば、やっぱりそれなりに労力をかけた方がいい。

ということで、備忘録も兼ねて、実際の売却プロセスを記録しておこうと思う。

「ネットで簡単査定」のウソ

自動車の買い替えの場合には、新しく買うディーラーが出す査定価格がそれなりに高いので、そこで売るのがだいたいの場合においては、最も有利になると思う。

しかし、今回のような「売却のみ」というケースの場合には、複数の業者に見積もりを出させて、競わせた上で、一番高いところに売るというのが良いと思う。

ということで、「ネットで簡単査定額」みたいなサイトをいくつか検索して選び、複数業者に見積もりを依頼したのだが、これは実は予想外に手間のかかるプロセスになってしまった。

というのは、見積もり依頼を送信した瞬間から、登録した携帯電話が鳴り始め、その間にキャッチホンが入り始め、留守電がひっきりなしに吹き込まれるという事態。

結局、メールで査定額を示してくれる業者は少数で、多くの業者は「実車を見に行かないと金額が出せない」ということ。

ということで、その日のうちに3社とアポを取って各社と1時間ずつ会うことになった。貴重な休日にこれはなかなか体力を使うことではあったけれども、ここで手を抜くわけにはいかない。

実車査定と業者の選定

査定を受けた順に書くと、

A社:60万円。少し乗せられるかも
B社:70万円。いくらなら決めてくれますか?
C社:90万円行けると思う。

という感じ。

A社、B社は、査定に来た担当が若く、知識は乏しいが勢い任せで、他社が来る前に買い叩こうとするのがミエミエだった。

C社は、ベテランの査定マンが来て、iPadでオークションの落札事例を見せながら、私の車との走行距離やオプションや色の相違を比較し、理論価格をはじき出していた。


業者間のオークションでは90万円くらいだと思いますが、走行距離も少なく、状態もいいので、高く売れると思います。

最初3週間は「委託」という形で売らせてもらって、買い手がついて成約したら105万円お支払します。そこで売れなければ、当社の「買取」で90万円で買わせてもらいます。

この条件は2週間有効にしますので、その間にいろいろな業者に会って、ご希望に沿うようであれば、ご連絡下さい。

…まあ、完璧な説明だった。もし難点を探すとすると、車を手放してから売却確定まで最長3週間の時間がかかることくらいか。

ということで、このC社に心を決めて、一週間後に電話を入れて、正式に依頼したいとの連絡をした。

業者名は、カーリンクというところ(ステマでもなんでもないので、念のため)。

この間、他の業者に当たったかというとそれはやっていない。実は、この交渉がちょっと疲れてきたからだった。

契約から売約、入金まで

電話した次の週末に、正式な契約を取り交わし、実車を手放した。

翌々日には、カーセンサーとGooのサイトに、僕の車が載った。

139万円

ワンオーナー、走行距離10800km、禁煙車、屋根付き車庫保管

「105万円が139万円かよ」と思った。直感的にちょっと高めじゃないかという気も。


この心配は当たっていて、掲載されてから2週間になっても僕の車がネットの売り物情報から消えることはなかった。

動きがあったのは、2週間を1日過ぎた日。ネット上から僕の車が消えたのだ。

翌日、名前を伏せて販売店に照会してみると「買いたいという人がいましたので」ということ。これは売却成立なのか?

続いて、査定に来てくれた人に連絡を取って事実確認をしてもらう。

すると…

いま販売の方の営業担当が、買いたいというお客さんと価格交渉が大詰めになっていて、10万円引きなら買うということ。
当社でも5万円儲けを削るので、105万円を100万円にしてくれないでしょうか。

と。

うーむ。

最初からここまでが仕組まれていたストーリーなのかもしれないと思いつつ、そうは言っても2週間売れずにいて、あと5日間で90万円の「買取」になってしまうよりは、いま値下げして100万になった方が良いのではないかと思った。

ということで「ズルズル値下げするつもりは当方にはない。これで決めるということであれば100万円で売るので、今日中に話をつけるように営業の人に言ってくれ」と申し入れた。

それから2時間後、この条件で成約したという正式な連絡。

振込は1週間先になったわけだが、こうして僕の車はようやく売却できた。しかも納得のいく値段で。

これからもっと「モノ」を持たない生活を進めていこうと思う。