ハコイリ♡ムスメ定期便10月号〜ロマンスを待ちながら〜小松もか生誕

季節はあっという間に移ろいゆく。夏から秋へと。

この日は、吉祥寺でリリスクのステージを観た後、秋葉原へ向かった。

AKIBAカルチャーズ劇場のロビーには、今月17才になるハコイリ♡ムスメのリーダー・小松もかの誕生日を祝う花が飾られている。

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夏の間、ハコから飛び出していたハコイリ♡ムスメたちも、秋になって再びハコに戻っている。

オープニング映像ではフランス人形のような新衣装。シックな柄のワンピースに純白のベレー帽。

映像が終わると同じ衣装を着たメンバーがステージに登場。

最初は「ロマンスは偶然のしわざ/新田恵利」。ゆったり目のモータウンビートで実にハコムスに似合う。
今日のサブタイトルの「ロマンスを待ちながら」はここから取ったのかな。

続く「ゆっくりと好き/ribbon」は16ビートバラードで、秋のしっとりとした雰囲気を醸し出す。

自己紹介のパートを挟んで、ここからは3ユニットに分かれてのステージ。

まずは、小松もか、内山珠希、我妻桃実の三人による「深呼吸して/渡辺満里奈 with おニャン子クラブ」。

原曲は渡辺満里奈のバックに工藤静香生稲晃子を従えた贅沢なフォーメーションだが、ハコムスバージョンも、こまっちゃんをメインにフィーチャーして、たまちゃんとぽにょの出番はほぼコーラスのみ。

やばい、これは小松に惚れてしまいそうだ。。

続いては、鉄戸美桜、阿部かれんの二人で「テンダー・レイン/高井麻巳子」。落ち着いたバラードは、てっちゃんとかはるかすのしとやかな雰囲気に似合っていた。二人の身長差が生み出すアシンメトリーなダンスにも趣があった。

三組目は、菅沼もにか、神岡実希による「落ち葉のクレッシェンド/河合その子」。中三コンビの相性は抜群だが、特にもにーちゃんのボーカルはおニャン子クラブの楽曲に合うよね。時代の息遣いを蘇らせるよう。

全員がステージに集まって、ハコムスの秋のオリジナル曲「さよならのプリエール」を初披露。

「プリエール」は「祈り」を意味するフランス語。イントロでは、まさに祈るようなポーズからスタート。落ち着いたヨーロピアンなバラードの良曲。ハコムスのオリジナル曲にハズレなし、と思う。間奏では、てっちゃん、はるかすによるバレエのポーズを見ることもできた。

メジャーセブンスのコードが切なさを掻き立てる原由子の「少女時代/斉藤由貴」。

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列車をモチーフにしたダンスが楽しい「Moonlight Express/CoCo」を歌ってステージは終了。

…と思わせて、みっきーから「今日は何の日?!」のフリで、小松もか生誕へ。

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客席も一体となって「ハッピーバースデー、ディアもかちゃーん!」と歌ってのお祝いに感激して涙ぐんで、鼻を赤くしていたこまっちゃんの姿が印象に残った。

今日の記念にこまっちゃんハピバチェキ撮った。

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今日の公演の中で、中学三年生の神岡実希が、11月のステージをもって高校受験が終わるまで休業するとの告知があった。将来あるメンバー達には学業と芸能活動を両立していってほしいと思っているので、大切な時期に高校受験の準備を優先するというのは好ましいと思った。

(セットリスト)

1 ロマンスは偶然のしわざ/新田恵利
2 ゆっくりと好き/ribbon
3 深呼吸して/渡辺満里奈 with おニャン子クラブ(小松、内山、我妻)
4 テンダー・レイン/高井麻巳子(鉄戸、阿部)
5 落ち葉のクレッシェンド/河合その子(菅沼、神岡)
6 さよならのプリエール(オリジナル、新曲)
7 少女時代/斉藤由貴
8 Moonlight Express/CoCo