DOUBLE COLOR session8 @新宿BLAZE

DOUBLE COLOR session8を観に新宿BLAZEに行った。

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僕が初めてDOUBLE COLORに行ったのは、session2のドロシーとベビレの2マンの回。このときは、ベビレ10曲、ドロシー9曲、そしてコラボでそれぞれの持ち曲を1曲ずつの合計21曲のステージを観ることができた。

さて、今日は3組。「DOUBLE COLOR」の名前には反するが、予想をいい意味で裏切るような相乗効果があるかどうか。

わーすた

最初に登場したのは、いまAKIBAカルチャーズ劇場の新人公演でぶっちぎりの動員数を誇るわーすた。
今年4月にアイスト生5名で結成されたグループ。どの楽曲も一定のクオリティがあり、癖のない正統派ユニット。
フックという点では、ネコミミとネコしっぽがインパクト。
最後の「いぬねこ。青春真っ盛り」でワンニャンして盛り上がり。
いまのわーすたの勢いを感じさせるステージだった。

(セットリスト)

1 Doki Doki♡Today
2 ちいさな ちいさな
3 らんらん・時代
4 Zill Zill Love
5 いぬねこ。青春真っ盛り

アイドルネッサンス

続いて、昨年のAKIBAカルチャーズ劇場新人公演の覇者・アイドルネッサンス
いきなり「ミラクルをキミとおこしたいんです」で、テンション高く会場を盛り上げ、続けて「恋する感覚」へ。まさに対バン用のセトリ。
MCの自己紹介を挟んで「Good day Sunshine」「YOU」という鉄板のセトリ。「恋する感覚」からの流れは、まるで「YOU」のリリイベのときを思い出す。
最後に「夏の決心」。間奏のパートでは、メンバーの振付けに合わせて客席中央で大勢のファンが長い「ルネトレイン」を作っていた。
最後に、10月4日のワンマンライブの開催と、@JAM EXPO参加の告知。
トップバッターのわーすたで温まった会場に火をつけるような爆発力を見せた圧巻のステージだった。

(セットリスト)

1 ミラクルをキミとおこしたいんです
2 恋する感覚
3 Good day Sunshine
4 YOU
5 夏の決心

drop

トリはdrop。ちょっと独特な世界観の楽曲ということもあってか、わーすたファン、アイドルネッサンスファンの中には席を外す人も目についた。トリなのに観客数は一番少なく、そこを熱いdropオタが盛り上げる構図。大きな地下現場のようなノリだった。
わーすたとアイドルネッサンスには中学生がいるので、午後8時を回る出演には難があって、それゆえにdropがトリに選ばれたものと推測するが、メンバーも後のMCで「アウェイだった」と言っていた通り、この環境でトリの重責を負わせるのはやや酷なように思えた。

(セットリスト)

1 なんにもいらない
2 私が私であるために
3 ポーカーフェイス
4 走れ

コラボレーション

最初に芸人スベリー・マージュリーが登場し、モノマネやら一発ギャグやらを展開。
続いて、わーすた、アイドルネッサンス、dropの中学生メンバー以外がステージに並んでトーク。

アイドルネッサンスに関しては、「去年からブルーベリーステージに出たいと思って目標にしてきたので、ブルーベリーに出られてうれしい。いいステージにしたい」(新井乃亜)と意気込みを語っていた。

また、@JAM EXPO2015の楽しみは、楽屋にあるチョコフォンデュということで、飛び上がるアイドルネッサンスメンバー。そして、この場にいないのに、「チンジャオロースー弁当が美味しい」と興奮していたと暴露される宮本茉凜ちゃん(笑)

最後に、@JAM EXPO2015にかける意気込みを聞かれたアイドルネッサンス新井乃亜ちゃんが「みなさんいろいろと回して?来られると思うんですけど、アイドルネッサンスが一番いいと思ってもらえるようにする」と言ってたの、初々しさとエモさを同時に感じた。

そして、全員で「@JAM EXPOで、待ってるにゃあ」を唱和。南端まいなの「にゃあ」は今年のアイドル界の流行語になりつつあるな。

最後に、コラボ曲として@JAMのテーマ「夢の砂」を高校生以上のメンバー全員で歌う。間奏で、新井乃亜ちゃんがアドリブで踊り始めて、それに比嘉奈菜子ちゃんが合わせて踊った姿、かわいかった。それを温かく見守る橋本佳奈ちゃんもね。

@JAM EXPO直前

今回の企画は@JAM EXPO直前と銘打たれていたこともあって、@JAM EXPOの告知色が強かった。その分、曲は少な目で、最後のコラボ曲を入れても、15曲。ドロシーとベビレのときの21曲からすると物足りない印象は残った。

特に3組のメンバーを呼んだことで、一ユニットあたり4、5曲となってしまったため、まるでフェスのようなセトリであるかのように感じた。個人的にはDOUBLE COLORは、通常のフェスよりもがっつりと聴けるのが特徴だと思っていたので、ちょっと変わったのかなと思う。

まあでも、フィナーレのステージで新井乃亜ちゃんが心底楽しそうにしているように見えたから、あらちゃんの笑顔に免じて全部許すけどね。