新生・東京パフォーマンスドールの妹ユニットであるTPD DASH!!の初のワンマン公演を観にCBGKシブゲキ!!に行ってきた。想像以上に凄かった。
入り口には、ファン一同から大きなお花。色はDASH‼カラーのレッド。
場内は９割くらいの入り。最後列には関係者席が作られている。
ノンストップなライブ
入場曲の「WE ARE TPD DASH‼」のイントロが鳴り響くと、早くも全員総立ちのハイテンション。服装などを見るとTPDの熱心なファンが大半。
赤のTシャツに白のスカート、そして手にはポンポンを持って一人ずつ登場し、ポーズを決める。
「ブギウギ・ダンシング・シューズ」「Romanticに背伸びして」をノンストップで歌い、続けて「至上最大の誘惑」「十代に罪はない」と王道のセトリ。これでTPDファン、あるいは、往年のDASH‼ファンは歓喜。
衣装替えがあり、ここからはソロ、あるいは少人数ユニットの時間。
トップは、キッド咲麗花がチェックのパジャマで登場。「ラッキー・ラブ」をソロで。もうこれを観ただけで今日のライブに来た価値があると感じるくらいのオッサンホイホイ曲。
横山歩夢と杉山優菜がキッド咲麗花に合流し「レモンのKiss」を。かわいすぎて死にそう。
続いて、ちょっとお姉さんな榎並利紗と杉山凛のペアで「NATURAL LOVERS」、クールな出で立ちの黒須遥と谷川陽菜のペアで「カメレオン・カフェ」。
おおがかりな舞台装置こそ使わないものの、CGBK‼ならではの照明効果とレーザー光線の演出が、一小節単位で曲想に合わせた演出を行う。
いまこの場所で少女達は輝いている。最高の舞台がここにある。
ここで、シルバー・ゴールド・ブラックからなるゴージャスな衣裳に着替えると「VONGO」「FAME」「バッド・ディザイアー」「カチンときちゃう！」の王道曲を。ステージと客席の一体感も頂点になり、これはTPDと比べても遜色のない盛り上がりじゃないかと思う。
さらにまさかの３回目の衣装替え。ボトムがボーダー柄のパンツになり、脚の長さが際立つ。最後は「ビバ・ケセラ・セラ」「どんがらがっちゃん！大行進」「Can't Stop The Music」で、最高のフィナーレ。
アンコールからのMC
メンバーが退場すると、ステージには「D・A・S・H」の電光掲示。それを観た客席から「DASH! DASH！」とアンコールを促す大歓声。
上を赤のTシャツ（アレンジバージョン）に着替えたメンバーがステージに登場し「ロコモーション」を歌って、一人づつ挨拶。
横山歩夢:(泣きじゃくりながら）無事に初日が終わって良かった。不安もあったけど、ステージに上がったら吹っ飛んだ。
杉山優菜：（もらい泣きで）２年前初めてCGBK‼に来たときからいつかはワンマンをしたいと思っていた。DASH‼に入ってよかった。
黒須遥：（泣きながら）練習では衣装替えが上手く行かなかったが、本番では成功した。みんな大好き！
キッド咲麗花：（微笑みを絶やさず）まだまだ成長できると思うけれど、みなさんの笑顔を観たら安心して、いいライブができたと思う。あと２回もっともっと良くしていきたい。
榎並利紗：（泣き止んで満面の笑顔で）TPDのお姉さんたちのバックをやってきたけれど、いつかはこの７人でステージに立ちたいと思っていた。夢がかなって良かった。
杉山凛：（泣きながら）直前に怪我をして出られないかと思ったけれど、出られてうれしい。
谷川陽菜：（ボロボロに泣きながら）お客様がこないかと不安で不安で仕方なかったけれど、こんなに大勢のお客様が来てくれて、本当によかった。
最後に「どんがらがっちゃん！大行進」、そして締めは「WEEKEND PARADICE」。これはTPDでもお馴染みの曲だけれども、DASH‼ならではフレーバーも入っていて、一層楽しめた。
CBGK‼は、やはり彼女達のホームで、このホームで立派なスタートを切った姿を観ることができた。早着替えやレーザーの演出で観客を魅力する姿はTPDに引けを取らないし、かわいさに逃げることもない、完成度の高いステージ。平均年齢13歳とは思えない実力。
僕の中では、今年の下半期に観たライブの中では１位（暫定１位）の評価。DASH‼のこれからの活躍に期待したい。
おまけ：グッズ
TPDと言えばガチャだが、DASH‼でも。
TPDヲタの某氏とのトレードで、無事キッド咲麗花ちゃんのを集めることができた。
そして、おみくじ生写真。
10枚買って、1枚に「大吉」(もう一枚引ける)入ってて、1枚がキッド咲麗花ちゃんのサイン入りを自引。これは、大吉以上の大当たりで、十分に元が取れた。かわいくない、これ？
