2月3日のブログで白戸佳奈はこう書いた。
今週末、7日(土)は
埼玉で定期ライブがあります!!今回も昼と夜の2回公演なのですが・・
昼の部で、
STARTING OVER公演を
しようかなーって思ってます!!アルバムの衣装で
アルバム曲を中心に！定期ライブならではかなーって!!
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これは「行く」一択。去年、GRAPEVINEがアルバム「LIFETIME」を再現したライブをやったり、女子流も定期公演でアルバム公演をやったりしていたこともあるし、「STRATING OVER」は曲順に相当なこだわりがあるとメンバーが言っていたので、このドロシーの「STARTING OVER」公演も、忠実な曲順セトリになると期待していた。
会場はさいたまのHEAVEN'S ROCK。キャパ400人なので一杯。開演前に圧縮がかかるほど。
出囃子なしでステージにメンバーが登場。「STARTING OVER」の紺の衣裳。「COLD BLUE」のイントロでアルバムライブが幕を開けた。ということは、これは曲順もアルバム通り。佳奈ちゃんありがとう！
「2 the sky」「colorful life」「恋は走りだした」まで歌って、自己紹介のMC。ここで「今日はアルバムの曲順に演奏する」と明かされる。るーちゃんが「私は曲アルバムを聴きながら来た」というと、こうみんは「あえて聴かないという人もいるんじゃないかな」と。これは深い議論になるかもと思ったが、ここで次の曲へ。
「ASIAN STONE」「CLAP!CLAP!CLAP!」「ストーリー」そして「どこか連れていって」を連続で。いまのドロシーの今の持ち曲のど真ん中が来た感じ。
MCでは「次の曲は何か分かりますか？」と会場に呼びかけ、女性限定エリアから「言わなくてよかった」の名前が上がる。
そして「言わなくてよかった」「青い空」「STARTING OVER」を連続で。
「言わなくてよかった」はアルバムの中ではずっと半ばお蔵入りになっていた楽曲だが、昨年のチッタで初披露され、ようやく今日のようなアルバムライブができるようになった。
初披露のときよりも、各メンバーのボーカルの掛け合いの完成度がずっと上がっていた。「それは小さな空だった」と並ぶ「踊らないドロシー」の代表曲に育っていって欲しいと思う。最後のサビ前に絡まるギターソロが好き。
あと、磯貝サイモンによる「STARTING OVER」の「本当はすごく臆病なんだよ あなたが守ってくれなきゃやだよ」という直接的表現よりも、坂本サトルによる「言わなくてよかった」の「聞き分けのいい自分が 今はちょっと嫌いだよ」の婉曲の方が「ドロシーらしい」と感じた。
MCで最後の曲だと言って「明日は晴れるよ」を披露。アルバム公演ならここで終わりだが、「みなさんもっと聴きたいですよね？」と言って、「諦めないで」と「ナミダよりもずっと速く」の「DLHコール」の曲を。最後の2曲は実質的にはアンコール的な位置付けで、ドロシーからのプレゼントだと受け止めた。
2014年の楽曲大賞アルバム部門1位の「STARTING OVER」のアルバムライブという貴重なライブを観ることが出来てよかった。
（セットリスト）
1.COLD BLUE
2.2 the sky
3.colorful life
4.恋は走りだした
5.ASIAN STONE
6.CLAP!CLAP!CLAP!
7.ストーリー
8.どこか連れていって
9.言わなくてよかった
10.青い空
11.STARTING OVER
12.明日は晴れるよ
13.諦めないで
14.ナミダよりもずっと速く
この日の夜の部には1月30日に21歳の誕生日を迎えた白戸佳奈の生誕祭も催され、ファン一同から贈られたお花が会場に飾られていた。
