@JAM the Field vol.6 @六本木ブルーシアター

六本木ブルーシアターで行われた@JAM the Field vol.6に行ってきた。

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からっと☆

OAは「応援ゲスト」と銘打たれたからっと☆。元気一杯の中に初々しさを感じさせるステージ。途中舞台から降りてきて、通路でパフォーマンスを見せて客席を盛り上げ、フレッシュな印象を強く残した。

さんみゅ~

トップバッターはさんみゅ~。純白の衣装に、ときに大瀧詠一を彷彿とさせる80年代アイドル歌謡。懐かしさと安心感を感じさせるパフォーマンス。ホールコンサートに似合っていた。

妄想キャリブレーション

続いて妄想キャリブレーション。ハイBPM電波ソングに、アニメ声、原色のメンバーカラーに大柄のプリントを入れた衣装、演劇的な振り付けと、かなりのサブカル感。終盤「@JAMを壊しに来ました!」とか「みんな起立!」とか叫んで勢い任せに客席を立たせる異色のステージ。

プラニメ

プラニメ。EDMに乗せて、声量のあるエモいボーカルとキレキレのダンスが映えるステージ。カミヤサキとミズタマリの個々のスキルの高さをベースに、コンビの息の合い方がぴったりで、相乗効果を見せていた。二人とは思えないパワー。実力派。

Party Rockets

パティロケ。最初から最後までほぼ総立ち。まるでホームのような盛り上がり。連続ジャンプあり、タオル回しあり、ステージから飛び出してのパフォーマンスあり。文字通り会場を一つにした素晴らしいステージだった。先日の新宿BLAZEのワンマン成功で自信をつけた様子がありあり。

Dorothy Little Happy

ドロシーは前半のトリとして登場したが、別格の存在感。ステージに立つだけで、そこにドロシーの世界を展開できるという静かな自信に溢れているのが分かる。パティロケで熱くなるホールの雰囲気を受け継ぐところまで計算済みのセトリで、冒頭さらに盛り上がる曲で観客を沸かせて、続いて着席させてしっとりとバラードを聴かせ、終盤はホール中を総立ちにさせる爆発力も。想像以上のパフォーマンス。安心感とワクワク感を両立させる稀有なアーティストだと改めて実感。

(セットリスト)

(総立ち)
1.インマイライフ、フォーマイライフ
2.諦めないで
MC自己紹介
(座り)
3.それは小さな空だった
4.ASIAN STONE
MC告知(CD、ツアー)
(立ち)
5.恋は走りだした
6.2 the sky

Maison book girl

Maison book girlは幕間的に登場し、演劇と音楽の融合した個性的なステージを見せた。楽曲も、ミニマルあり、変拍子ありで、引っかかりまくり。すごく気になった。

DIANNA☆SWEET

ここから後半というところで、DIANNA☆SWEETが登場。黒×金の新衣装でビートの効いたダンスミュージックで再びホールを熱くした。新曲はジャズを取り入れスイングに挑戦。大きな金扇子を振るバブル時代をオマージュしたフリ。メンバーの幼さとゴージャスな演出のギャップが面白い。

夢見るアドレセンス

夢アドはモノトーンの衣装に身を包み、クールなステージを見せた。ときに挑発的な目線を入れるダンスには隙がない。余裕というか遊び心さえ感じさせる。女子が憧れそうな「イケてる」感。今日のセトリに関してはレパートリーのBPMのレンジが狭めに感じたが、表現の幅が広がるとさらに楽しくなりそう。

東京パフォーマンスドール

続いてTPD。ツアーファイナルを明後日に控え、最後の集客的な意味合いもあったと思うが、そんなことを感じさせない全力ステージ。大道具もレーザー光線の演出もない中、メンバー全員によるノンストップパフォーマンスを見せた。ダンスの揃い方や表情がまたグッとレベルアップした印象。

東京女子流

トリは東京女子流。直前のTPDのノンストップの勢いを活かしながら、冒頭はRoyal Mirror Ball Mixのようなノンストップのパフォーマンス。中盤に、観客を座らせてから「Say long goodbye」をじっくりと聴かせ、最後は「おんなじキモチ」で盛り上げた。トリに相応しい圧巻の風格。

(セトリ)

1.Unlimited addiction
2.Liar(Remix)
3.Say long goodbye
4.Count Three
5.Existence
6.おんなじキモチ

ホールコンサートの魅力

ホールコンサートの良さは、立って盛り上がることも、座ってじっくりと聴くこともできるところ、あとは通路に降りてきて観客との一体感を演出できるところ。

今日は通路に降りてきたアーティストはたくさんいたけれど、ホールならではの「立ち」と「座り」を使い分けていたのはドロシーと女子流だけ。この二組のライブアーティストとしての実力は突出。女子流は渋谷公会堂でワンマンコンサートの予定があるが、ドロシーもそろそろ大きなホールでワンマンを観たいと思った。

そういうホールコンサートならではの工夫も含めて、今日の出演者の中で強く印象に残ったのは、プラニメのクオリティ、パティロケの熱さ、TPDのノンストップステージ、そして、ドロシーの表現の幅の広さ、女子流のソウルフルなパフォーマンス。

全体としては、いい出演者、いい箱で、満足度の高いイベントだった。

一つ苦言を呈したいのは音響。「ホールでじっくり」という狙いのはずなのに、低音強すぎ、中音弱すぎ。アイドルだからといって、勢いに任せて盛り上げるところばかりではない。出演者によって音作りは違うだろうが、ドロシーのボーカルを聴かせる曲なんかは特にそうだけど、歌詞が重要な曲も少なくないので、音域バランスをとって欲しかった(女子流では改善されていた)。

特典会

11/26のTPDのツアーファイナルZepp DiverCityのチケットを購入。メンバーと2ショットが特典。キレキレダンスの二葉〜! ということで撮影。顔も身体もサイズが違い過ぎるな。。。

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そして、ドロシー。握手会とお楽しみBOX。

みものツインテかわいい。家宝にしよう。
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大当たりは、佳奈ちゃんの手の込んだチェキ。でしちゃんキレイ。これ最高。
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次回

次回@JAMは、国内では2/1、O-EASTにて。第一弾出演者は、アプガ、GALETTe、GEM、ひめキュン、ゆるめるモ!と発表された。

個人的に楽しみなのは、1/24、25のKawaii POP FEST@JAM台湾2015の方かな。ドロシー、女子流、GALETTeのJ-GIRL POP WAVEにTPDという俺得なキャスティング。これは行くしか!と思ってる。