いつでも 一度も クリスマスなんてないの
あなたの 顔さえ 見たこともないのだから
(Peach sugar snow「X'mas☆silent」)
前作「人魚～泡になって消えても」が童話の「人魚姫」を題材にしていたのに対して、今回のPeach sugar snow（pss）の新曲「X'mas☆silent」は「マッチ売りの少女」を題材にしている。
プロデューサーの小林清美先生は悲しい話が好きなのだろうか。確かに人生には楽しい面もあれば、悲しい面もある。そんな悲しさを掬ってくれるような曲を聴くことで、癒される痛みもある。
peach sugar snowセカンドシングル｢じゅもん｣PV - YouTube
pssのウィスパーヴォイスは、切なさを掻き立て、人恋しい気持ちを高まらせる。だけど。。。
あなたの 温もり 私のものじゃないの…
ということで、身に沁みるような歌詞。
通常バージョンと、ウィスパーヴォイスラップバージョンの２パターンを収録。個人的には、ウィスパーヴォイスラップ最高。完全にフレンチロリータポップスの世界。
カップリングの「シンデレラにはまだなれない～ガラスの靴～」は、寂しさの向こうに希望を見るような楽曲。これもいい。
pssのCDは、ライブ会場の他はタワレコでしか買えないのだが、タワレコでは大プッシュ中の模様。
11月16日15時から渋谷タワレコでインストアイベントもあり。ウィスパーヴォイスの魅力に直接触れる良い機会と思う。
