東京女子流@目白大学 新宿キャンパス 第46回「桐和祭」

東京女子流が学園祭に出るということで、目白大学に足を運んできた。西武新宿線の各駅停車しか止まらない中井駅から坂を上って徒歩10分足らず。

f:id:SHARP:20141019204835j:plain
f:id:SHARP:20141019204850j:plain

女子流に用意されていたのは、グラウンドの露店を通り抜けた先にあるメインステージ。屋外で気持ちよく、高さもあってよく見える。

f:id:SHARP:20141019205038j:plain

女子流ファンの他、大学生も多数。見える範囲では「半分近く女性?」って思うくらい女性率が高い。

予定時刻の正午に女子流のメンバーがステージに登場。去年の武道館ライブのときの白地に赤の衣装。リハということで、あぁちゃんは「M」のワッペンの付いた白いセーター、めいてぃんは「TOKYO」の文字の入ったパーカーをトップスに着用。

佐竹さんもステージに上り、まずはバミリから。ステージ上でメンバーが真剣にポジションを合わせて目印を貼る光景、なかなかレアだと思う。

バミリが終ったところで、「ちいさな奇跡」と「Say long goodbye」を途中まで歌い、微調整。めいてぃんが佐竹さんに「時間ってまだ大丈夫ですか?」と確認し、もう一曲「existence」を。実に入念なリハーサル。

リハーサル終了したところで、あぁちゃんが、カラフルなフライヤーの束を客席の最前の人に手渡す。そこから僕のところにも回ってきた。

f:id:SHARP:20141019212336j:plain

12月20日の渋谷公会堂のワンマンライブの告知。カラフルでかわいい。そして、あぁちゃんが触ったフライヤーがいまここに! 行ってよかった、ってヲタクちょれー!

本番開始の12:20。改めてメンバーがステージに登場。明るい屋外で、しかも間近で見る女子流のメンバーは眩しいくらい。

一曲目の「Rock you!」でいきなり客席が盛り上がる。「イチ!ニ!サン!」のコールも大きく響く。

最初のMCは自己紹介。

べーやまさんは、物販用のPOPのボードを手に持って「ついいま、この上に座っちゃったみたいで、色がついちゃいました」と。純白の衣装のお尻のところに、蛍光色のピンクとイエローが写っている。こういうのを最初にあっけらかんと言ってしまえるのが、べーやまさんの強さだよなと思う。

f:id:SHARP:20141019220054p:plain

めいてぃんは「実は、ここ目白大学に、学校見学に来たことがあるんですよ」とカミングアウト。「語学に興味があるんですよ」「じゃあ、行っちゃいなよ」「うーん…」とやりとりが続く。これがご縁で本当に進学することもあるかもしれないと思ったり。

「恋愛三部作の中から、今日は学校ということで、先生と生徒の禁断の恋を歌ったこの曲を」というMCに続いて「Partion Love」を。このロケ―ションで聴きたいと期待していたので、うれしくなった。

間髪入れずに「孤独の果て~月が泣いている~」を連続で演奏。イントロが流れた瞬間、ファンからどよめきが起こった。キャッチーなシングル曲とセットにすると映える渋い選曲だと思う。

ここで二度目のMC。めいてぃんが「学祭に呼んでもらえてうれしくて」と切り出すと、べーやまさんが「私は初めてなんですよ」と。女子流は以前も学祭に出たことがあるが、そのときに彼女は来られなかったということ。

「大学の学祭はいいですね、高校とは違った感じで」という話から、「高校はお化け屋敷が多いけど、大学はお店があって」と盛り上がる。ステージから見える場所で「エリンギ」とかの看板が出ているのを読みながら「後で行きたいと思います」と。

次の曲は「existance」。ダンスがかっこいいクールな楽曲。


existence (=TGS42) HARDBOILED NIGHT 第2夜 ...

MC。「いまから歌うのは12月10日発売の新曲で」切り出し、めいてぃんが「アカペラにも挑戦して」と言うと、「アカペラ?」「あ、ハモり!」とのやりとりを経て、「Say long goodbye」へ。


終った恋を静かに振り返る楽曲。冒頭のゆりちゃんのファルセットが鳥肌もの。メンバーのソロとか、ハーモニーも完璧。あぁちゃんも少し低めの音域で艶っぽい表現を聴かせている。サビのハーモニーも美しい。バラード好きにはたまらない。こういう路線に女子流が進むのは個人的には大歓迎。


東京女子流 / 新曲「Say long goodbye」初披露+HARDBOILED ...

MCでは告知。CDとグッズの物販の案内に続いて、11月9日赤坂BLITZの定期公演の最終回。そして12月20日は渋谷公会堂ワンマン。「昼の部は、かわいい女子流が見られる最後の公演」と紹介。そういうことなのか…。

続いて12月10日発売の新曲の告知。MCの合間に交替で水を飲むメンバー。ひーちゃんが「空気が乾燥していますよね」と言っていた。確かに。野外での女子流のステージは魅力的だが、ここはグラウンドということで、砂埃が舞ったりしている感じもあった。歌うコンディションとしては、ちょっとハードなのかもしれない。

「海外の活動も頑張っていく」という言葉に続いて「ヒマワリと星屑‐English ver」を披露。そして、最後の曲は「ちいさな奇跡」。

退場間際の挨拶では、めいてぃんがお礼の言葉に続いて唐突に「髪の毛、ぼっさぼさ」と思い付きのような言葉を口にしたのが面白く、リラックスしている感じがあった。最後に、べーやまさんから「女子流、今日みたいなフリーライブは珍しいので、今日のライブを聴いて良かったと思ったら、ぜひ物販で買っていってください!」とアピール。しっかりしているな。

拍手喝采に送られ、メンバーが退場。バミリの鑑賞付でリハーサル3曲、本編7曲の60分+αは満足度高い。これが無料とか学祭最高だな。目白大学、推せる!

終演後はシングルCD予約者と握手会。校内の案内がいかにも学祭って感じでいい。

f:id:SHARP:20141019214724j:plain

握手会では一人ずつとちゃんと話もできた。全員に「J-GIRL POP WAVE」のライブを楽しみにしていると言う。また、あぁちゃんには「小西の音楽祭」に行くということも伝えられた。

無銭ライブのお礼は物販で、ということで、ペンライトとヒマワリとバッジを購入。1500円購入毎にランダムチェキ1枚付き。これは貴重なサイン入り。あぁちゃんのうち一枚は自引き、もう一枚は友人に交換してもらった。バッジも一つは別の友人とチェキ込みの交換でゲット。ありがとうございます。

f:id:SHARP:20141019215023j:plain

女子流は、よりボーカル重視の方向を強めるのかもしれない。さらにアイドル色を薄め、よりアーティスト路線に。

今回の握手会は「セミファイナル」と銘打たれている。このシングルCDのリリイベまでが「セミファイナル」で、その次が「ファイナル」なのかもしれない。

女子流くらいのパフォーマンスを見せてくれるアーティストであれば、握手とか2ショットチェキとか必要ない。そういうものがなくても十分に満足できる。握手をなくすことによってメンバーの負担が減り、その分がパフォーマンスを磨く方向に費やせるのであれば、大歓迎だと思う。

ドロシーと一緒に展開していく「J-GIRL POP WAVE」でも、楽曲派()の期待に応えるようなパフォーマンス本位の活動を見せて欲しいーそんな期待を抱かせるステージだった。


(セットリスト)

1. Rock you!
2. Partition Love
3. 孤独の果て~月が泣いている~
4. existence
5. Say long goodbye
6. ヒマワリと星屑-English ver-
7. ちいさな奇跡

おまけ。べーやまさんの妹も来ていた。これからのamorecarinaでのアイドル活動の役に立ったかな。。。

f:id:SHARP:20141019220120j:plain

(本人のTwitterより拝借)