STEP ONE GIRLS LIVE in TOKYO vol.1@AKIBAカルチャーズ劇場

ドロシーの活躍によって、いまや「STEP ONE」は高いクオリティを持つダンス&ボーカルのブランドになっている感じがある。

仙台では「STEP ONE SHOW CASE」などのステワンアイ―ティストによるフェスがあるが、東京でステワンアーティストが出演するイベント「STEP ONE GIRLS LIVE in TOKYO」が始まった。時間帯は金曜日の19時、場所はAKIBAカルチャ―ズ劇場。

仕事帰りにも絶妙の設定、と思ったが、実際にはほぼ開演ギリギリの到着。

最初に登場したアーティストは、見たことのない女性4人組。ロックに乗せてストリート色の強いダンスを踊り、名前も名乗らずに、颯爽と退場していった。

続いて、小林麗奈ちゃんが登場。「 今すぐKiss Me」と「POP MASTER」を熱唱。堂々とした落ち着いたステージングだった。

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(写真は、STEP ONE SHOW CASE 2014のときのもの)

続いて9月にメジャーデビューしたmImi。

まずドロシーの「HAPPY DAYS!」をかわいらしく歌って踊り、デビューCDカップリングの「Girls’ Revolution」、デビュー曲の「lucky star」を披露。夏休みにこの劇場でデビュー直前新人公演を戦い抜いた経験から来る余裕を感じさせるステージ。最後にドロシーのカバーで「未来への虹」で盛り上がり。リーダーの華奈ちゃんの自信に満ちた表情、菜々実ちゃんのキラキラしたパフォーマンス、百合香ちゃんの全力の盛り上げ、ゆいなちゃんの乙女で優しげな笑顔、ひなちゃんのキレのダンスと冷静なMC、見どころが多すぎて録画したいくらいだった。

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(写真は、デビュー直前新人公演のときのもの)

そして、8月にメジャーデビューしたHAPPY DANCE。

デビュー曲の「明日へStand up!」で華麗でパワフルなダンスを見せつける。MCの自己紹介では、れいなちゃんが「アニメ・マンガ大好きで、秋葉原に来られてうれしい」と。

カップリングの「キミに恋心」を歌った後、テーマMCへ。ゆりーだーの司会で、「〇〇の秋」の〇〇をメンバーがゼスチャーで見せて、会場に答えさせるというもの。読書、スポーツ、食欲…あたりまでは良かったが(それでも会場からはわざと間違った答を言ったりしていた)、伊織くんが立候補して見せたのは、なぜかシンクロナイズドスイミングのようなポーズ。正解は…サンマ(笑)

最後にカップリングでドロシーのカバーの「諦めないで」をカッコよく決める。「ハ!ピ!ダン! レッツゴー!」のコールが大きく響いた。

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(写真は、STEP ONE SHOW CASE 2014のときのもの)

「あと2組登場します」との言葉を残してハピダンが退場した後、ステージに現れたのは冒頭に出場した女性4人組。東京ダンスガールズ(仮)と紹介された。「(仮)」のときに、MCのハピダンメンバーが、アプガのようなポーズをして、場内から軽く笑いを取っていた。

メンバーの自己紹介は、みやざききょうか(JK1)、おかだななみ(JC3)、いせきふうか(JK1)、はらめいな(JK1)ということで、これは「東京ロケッツか?」と思っていたところ、司会も「もしかして東京ロケッツさんですか?」と突っ込む。答は「違います」と。

再度激しいダンスパフォーマンスを見せて会場を沸かせる。官能的に見える振付けもあって、これからどのような方向に進むのか楽しみになった。

そしてトリを飾るのはもちろんドロシー。

最初は、11月に発売予定のミニアルバムの新曲「In my life, For my life」を。ファンの盛り上げ方も少しずつ固まってきた感じ。そして、着席が多いこの場所で「2 the sky」と「恋は走りだした」を連続で。オールスタンディングのライブハウスのような熱さをもたらした。

MC。自己紹介は「花金」バージョン。麻里ちゃんが「疲れたあなたのハートを癒してあげちゃいます」と自己紹介すると会場が沸く。直後の瑠海ちゃんは「普通にやります」と言って、やはり会場を和ませた。

11月発売のミニアルバムの告知に続いて、収録曲の「週末だけのロミオとジュリエット」を披露。佳奈ちゃんや美杜ちゃんのスカートの裾をつまむダンスがミュージカルっぽくて印象的。

続いて「どこか連れていって」から「nerve」。「週末だけの…」から「どこか連れていって」で「nerve」という展開は、週末のデートを意識させられるセトリ。「花金」を意識したのかなと勝手に妄想。

「ナミダよりもずっと速く」に続いて、MC。美杜ちゃんが「なんか今日みなさんイキイキしてますよね」と思い付きで言うと、こうみんがすかさず「あ、それ私も思った(笑)」と反応。仕事や学校を終えた解放感が出ていたのかなと思う。

MCで、ツアーの2次先行の申し込みの告知。いまならまだピクチャーチケットで、この後は普通のチケットになってしまうという説明。続いて、次回のSTEP ONE GIRLS LIVE in TOKYOは10月24日になるという告知。この日はドロシーはヴィレッジ・ヴァンガードのライブイベントなので、パティロケがトリになるのかなと予想。

最後に「風よ早く」をしっとりと。遠距離恋愛をテーマにしたこの曲で締めたということで、金曜日の夜から週末というタイミングに合わせた「リア充セトリ」だと解釈。ドロシーのセトリはいつもいろいろと考えているけれど、今回もグッドジョブ!

アンコールではドロシーとハピダンが一緒にステージに上がって「CLAP!CLAP!CLAP!」を。大人数による迫力のある楽しいパフォーマンスとなった。

mImiもHAPPY DANCEもそれぞれの魅力を見せてくれたけれど、ドロシーの人気曲をカバーしていた。ステワンのイメージを牽引しているのはやはりドロシーで、ドロシーが頂点にあってこそのステワンなんだと当たり前のことを改めて認識した。

ステワンがこのドロシーという財産を武器にどのように展開していくのか、そして、ドロシーは後輩達と一緒にどのような世界を見せてくれるのか―STEP ONE GIRLS LIVE in TOKYOの今後に期待したい。

おまけ。特典会。

mImiでは、仙台初ワンマンの入場者特典の生写真を入手。
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ドロシーではお楽しみBOXを2回引いて2ショットチェキを2枚手に入れた。

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(チェキ券を引く運の良さはありがたいけれど、個人的にはメンバーのソロチェキの方を集めたいので、佳奈ちゃんチェキ2枚と2ショットチェキを交換してもいいという方がいたら…現場でご相談しましょう!笑)

ハピダンの特典会には間に合わなかったけど、お見送りのときにさやかちゃんが爆レスをくれたのでうれしくなった。

ということで、ステワン最高!というイベントだった。

(セットリスト)

  • 東京ダンスガールズ(仮)(※アーティスト名紹介なし)

(ダンス)

  • 小林麗奈

1. 今すぐKiss Me
2. POP MASTER

  • mImi

1. HAPPY DAYS!
2. Girls’ Revolution
3. lucky star
4. 未来への虹

  • HAPPY DANCE

1. 明日へStand up!
2. キミに恋心
3. 諦めないで

  • 東京ダンスガールズ(仮)

(ダンス)

  • ドロシー

1. In my life, For my life
2. 2 the sky
3. 恋は走りだした
4. 週末だけのロミオとジュリエット
5.どこか連れていって
6. nerve
7.ナミダよりもずっと速く
8. 風よ早く
(アンコール、HAPPY DANCEと一緒に)
en. CLAP!CLAP!CLAP!