如月来夏 第二回写真展「NO JK, NO LIFE」

如月来夏さんの第二回個展「NO JK, NO LIFE」を観に、四谷四丁目のCROSSROAD GALLERYに行ってきた。

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女子高生(JK)という概念を、即物的ではなく、あくまで観念的な存在として写し取る目線が特徴的。対象との距離についても、近すぎず、遠すぎずが貫かれているように見える。

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紅葉や雪という季節感のあるシチュエーションもあれば、日常的な待ち合わせや食事の場面もある。型に押したようなポートレートではなく、ごくごく自然な距離感。たまに、クローズアップのカットも差し挟まれるが、それでも品格を保っている。

行った時間帯はたまたま空いていてじっくりとお話を聞くこともできたが、そのうちに共通の友人が来たり、ネットで見た人がたくさん来たりと大盛況。

自分のポジションを明らかにして作品を世に問うのは、勇気とパワーがいる。アマチュアでそれを続けることの尊さも感じた。

こうやってコミットメントを続けることで、安全地帯から他人の批評をしているだけでは決して辿り着けない高みに登っているんだなと眩しくなった。

僕も久しぶりに写欲を刺激された。

帰り際には、展示写真を携帯用に印刷したブックレットをお土産に頂いた。うれしい。

会期:2014年9月4日(木)〜14日(日)木〜日の週末開廊
12:00―19:00 (最終日17時まで)
会場:CROSSROAD GALLERY
東京都新宿区四谷4-28-16吉岡ビル5階