私たちを止められるものは―ドロシー「STARTING OVER」BDリリース記念イベント@渋谷タワレコ

私たちを止められるものは 私たちだけ
もう大抵のことは大丈夫
強くならなきゃ ね?
ドロシーリトルハッピー「Life goes on」)

ステージパフォーマンスで高いクオリティを見せるドロシーリトルハッピー

今年3月から4月にかけてドロシーは全国8か所でワンマンツアーを行ったが、そのファイナルは渋谷のO-EASTで行われた。ドロシーは2年前にもO-EASTでワンマンライブを行っており、ここでのライブはツアーファイルであると同時に、2年前の自分たちをも超えるという意味をも持つことになった。

(ライブのインプレ):想像の上の上―ドロシー「STARTING OVER」ツアーファイナル渋谷O-EAST - SHARPのアンシャープ日記

このときのライブが完全収録されたBD/DVDが8月8日に発売された。ドロシーのライブの商品化は長いこと待たれていたもの。2年前のO-EASTのものは販売されているが、最近のクオリティの高いライブをBD/DVDとして堪能するには、この商品を待つしかなかった。

本日、渋谷タワレコでこのBD/DVDの購入者を対象に、ミニライブが行われた。

オープニングSEから、ライブツアーのときのものに戻っている。ツアーのときの雰囲気を思い出す。

となると、最初は「ストーリー」から。続いて「どこか連れていって」へ。そして、DLHコールで盛り上がる「ナミダよりもずっと速く」。物語が加速するようにライブが進んでいく。

MC。ツアーの趣旨がこのアルバムを届けるためのものであったと説明し「STARTING OVER」を。TIFのときとは違い、パフォーマンスの妨げをする人はこの会場にはいないので、じっくりとドロシーの世界を堪能できる。

歌い終わってからもアウトロが完全に消えるまで息を飲むようにして聴いている観客。そして一斉に拍手。

続いて「青い空」のイントロが響き、明るい世界へ。

MC。佳奈ちゃんの「お天気大丈夫でしたか?仙台は凄いカミナリで…」と話し始めたところで、みもが口角を上げて目を輝かせてキョロキョロする。そして、モノマネで「かな、カミナリこわーい!」を。会場拍手喝采。楽しい。

そして、「colorful life」。一気に世界が色付く。

いよいよ終盤の怒涛の流れへ。「COLD BLUE」から「nerve」。久しぶりに全力でエヴィゾリ!楽しい! 続いて、「CLAP!CLAP!CLAP!」でジャンプして、「未来への虹」でタオル回して、左右に移動してもう汗だく。

「最後はやはりこの曲にしたいと思います」ということで「Life goes on」を。「私たちを止められるものは 私たちだけ もう大抵のことは大丈夫 強くならなきゃ ね?」という歌詞にある通り、ドロシーを止められるのはドロシー自身だけだ。そして、ドロシーはもう相当に強くなっていると思う。

アンコールは「HAPPY DAYS!」。こんなHAPPYな日々がずっと続いてほしいと思いながらパフォーマンスを鑑賞。「ミニライブ」と銘打っているが、実際にはアンコールまで入れて1時間以上の充実ライブになった。

(セットリスト)

1.ストーリー
2.どこか連れていって
3.ナミダよりもずっと速く
4.STARTING OVER
5.青い空
6.colorful life
7.COLD BLUE
8.nerve
9.CLAP!CLAP!CLAP!
10.未来への虹
11.Life goes on
(アンコール)
(en1.)HAPPY DAYS!

ライブ終了後の特典会でメンバー全員と握手し、全チェキを撮影。楽しいイベントだった。

f:id:SHARP:20140809233558j:plain

ドロシーは7月にシングル「sky traveler」をリリースし、その後も精力的に活動を続けている。9月6日のZepp DiverCity TOKYO のプレミアムライブに向けて、イベントやフェスに余念がない。実力はもう折り紙付きなので、あとはドロシーのパフォーマンスに興味を持った人達が、どれだけ当日Zepp DiverCity TOKYOに足を運ぶか。このBD/DVDが、多くの人達をドロシーのライブに誘う役割を果たすことを願う。